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シーズン2

貸金主任者試験出願は始まりましたが・・

2009年06月26日 17時09分35秒 | 貸金業務取扱主任者試験

先週の金曜日から出願が始まり,既に1週間経ちました。第1回目の募集の締め切りは7月21日なので後25日なんですが,はたして第1回目の試験は何人の出願者,受験者が出るものなのでしょうか?

当初から初年度は複数回の受験があるといわれていましたが,大方の人はこれを2回と思いこんでいましたので(資格試験予備校なども2回の予想をたてていたところがかなりでした), 年内3回ということになると,第1回目の出願者,受験者は予想されるよりも若干少なめになる可能性もあると思います。

というのも,現在貸金業界で働かれている方々は(特に現役の主任者さん)、なかば強制的に受験を余儀なくされるわけですが,そうでないグル-プ層の方々(詳しくは,当ブログバックナンバー「受験者層から探る貸金業務取扱主任者試験」をご覧ください)は1回目の受験は戦略的にパスして,試験問題,合格率等を熟考したうえで,2回目以降の試験を検討するという方向へ向かうかもしれないからです。

特に,よく分らないけど,とりあえず受験してみようという方々にとっては,受験料の8,500円という金額はかなり大きな負担となりますので,受験をためらわれる方も出てこられるような気もします。

また,これはどんな試験にもありますが出願だけしておいて当日パスという方々・・

かなり力のある受験者で,いつでも取れるという考え方をする方に多いかもしれませんが,1回目の試験と2回目,3回目に整合性があればそれでも問題はありませんが,全く違う試験になる可能性も捨てきれないので(特に2回目と3回目の試験のレベルです。募集期間の違いに注目!)かなり,リスキ-な部分もあるので,慎重に考えるべきかなとも思います。

ただ今の段階で試験機関側は,ある程度合格者の数を決めているはずでして,あとは受験者数とのかねあいひとつで,合格率が算出されることになりそうですね。

これは1例ですが,協会側が望んでいる人員の数が仮に3万人だとして,受験者数が6万人なら合格率は50%,7万人なら約43%,逆に少なめの5万人なら60%と言った具合にあらかじめ決まっている定員から総受験者の数を除して合格率が算定されるしくみになっていると思われますので,はたして協会側はどれくらいの人員を必要としているのか非常に興味深いところです。