過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

物語に惚れて、カツ・カレー(笑)

2016-01-12 10:20:00 | 美味しい食
おはようございます。暦の三連休を抜け、寒さが際立つ朝です。本来の時節なら当たり前とのこと(笑)。東京は初雪!と報じられました。
スローペースで綴ってきた年末年始の記事も、あと数回を残すのみ(笑)。ゆるりっとお付き合い下さい。

さて、読書三昧でもあった正月休み中に、惚れた一冊がありました。
「Bar追分」、伊吹有喜 作。

新宿は花園神社界隈にありそうな、くすんだ街にある、今どきの止まり木に寄りすがる人を、幻灯のように切り取る作品でした。
人は哀しいまで優しいけれど、それ故に救われる訳でもない。それでも未だ優しく居場所となろうとする…。
歯痒い時に急かさずに待つことが、本当の愛だと思うけれど、現実には難しい……。

短編をくみ上げた文庫を、駆け抜けるように読みきって、暖かい涙目(苦笑)になりながら思ったこと!
「カツカレー、食べよう、海老フライも載せたい!」(笑)

人の生きる際の機微を、実にうまく、食にからめて表現している作品でした。泣きながらも、人は食べて生きていくんだって。

だから…正月三が日の締めくくりの食卓に、人間に対する応援団として、カツ&海老フライを自分で選んで!載っけるカレーライスを選びました。



カレーはシンプルに。カツ、海老フライが主役なのです(笑)。



お皿の背後から見たほうが伝わるでしょうか?!(笑)

[作る]
○ひと口ヒレカツ、海老フライは、丁寧にさくっと二度揚げする。

○カレーはレトルトに二手間のせて、仕上げる。
1)鶏ひき肉、みじん切り玉葱をバターで炒め、ガラムマサラ、クミン、カイエンペッパー、生姜を順に加えて、しっかり炒める。
2)ワイン少し、次いで、市販レトルトの野菜カレーを暖めて、鍋(1)に加え合わせる。味見し、黒胡椒をひきかける。
3)別鍋で、しゃきっと炒めた、玉葱、あわびたけを鍋に加える。合わせるに留める。

○ご飯にカレーをかけて、刻み生パセリをふる。別に塩茹でしたスナップえんどうを添える。
自分で選んで、フライをトップする。




野菜サラダを添えて。
コーンと三葉の山葵漬&昆布醤油和え。おくらと若布、胡瓜のもずくマヨ和え。紅白大根のくるみ和え。



カレーライスに、コーンスープ、サラダを添える、喫茶店と居酒屋の狭間のような設えで。(ニッコリ)
人は食べて生きて行くのです。応援団でありたいと、願うのです。そうして、三が日の食卓は終わりになりました。


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