小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

進む海洋汚染

2011-05-31 | つぶやき

 東電が「福島第1原発5、6号機の取水口付近の海面に油が漏れ出しているのを社員が発見した」と発表した。

 ええ~っ、い・ま・ご・ろ~?

 地震発生時は重油タンク2基に給油中で、津波の衝撃でタンクの位置がずれたことも分かっていたなら、もうとっくに油が漏れ出していることくらい分かりそうなもんじゃない! 今頃「発見した」だなんて子供だましみたいな発言はやめてほしいよ。

 なのにまた「漏洩は以前から続いていた可能性があるという」って、以前から続いていた可能性も何もあなた……。

 高濃度汚染水やら重油やらがダダ漏れだなんて……。

 明日から青森・岩手へ取材に。沿岸部が被害を受けた久慈市にも立ち寄る。漁師さんたちに会うのは辛いなあ。

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不要家電を被災地へ

2011-05-31 | つぶやき

 朝刊を読んでいたら、目に飛び込んできた記事。
「家庭で不要になった家電製品を被災者に送る計画がボランティア団体の手で進められている。第1弾として31日、東京・板橋区内で家庭から家電製品を持ちこんでもらい、輸送準備に着手する」

 31日? 今日じゃない! 

 私はすぐ問い合わせ先に電話を入れた。取りあえず今日が初めの一歩。今後はまだ未定だとのこと。

 ふんばろう東日本支援プロジェクト 
http://fumbaro.org/

 うちには比較的新しい2ドア冷蔵庫が使われないまま保管されていた。父が欲しいと言っていたので買ってあげたのだが、運び込む直前に父が転倒して肋骨を折り、その計画は保留になったまま。

 その後、父は扱いやすい1ドアの小さな冷蔵庫を知らぬ間に手に入れていて、結局2ドア冷蔵庫はそのままにうちに置かれていたのである。

 被災地から避難してきた人で、冷蔵庫を欲しい方がいたら差し上げたいなあと何度も思っていたものだから、即決で集荷場所に持ち込むことに決めた。

 電話では、きれいに掃除して通電を確認したら、梱包して持ち込んでほしいと言われたので、取り急ぎ通電を確認。OK! 
 で、エアキャップを買いに行き、我ながら見事と思える梱包をし、妹の手を借りて集荷場所の廃校となった小学校に運び込んだ。

 「これから通電を確認しますので、ちょっと待っていてください」と受付のボランティアさん。「もう確認してきましたよ」と言うも、エアキャップの見事な梱包はベリベリとはがされていく。「ああ、頑張ったのになあ」と心の声。

 運送費の募金をして、受け取る被災地の方へのメッセージを書き(何かラブレターのような内容になっちゃって恥ずかしくなった)、帰って来たのだった。

 「テレビ東京ですが、ちょっとお話を」とマイクがこちらへ。なんかしゃべった気がする。「現地では食料は届いていますが、こういった家電が必要になっていますよね」と話を向けられたが、心の中では「まだ満足に食料が届いていない場所もあるのではないかなあ」と心配になっていた。

 そんなこんなであったが、とりあえず被災地のどなたかに「冷蔵庫を買わなくて済んで、よかった」と喜んでいただけたら、とてもうれしい。

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