小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

嘔吐との戦い

2013-03-28 | 犬&猫との暮らし

 クリはハイカロリー栄養食「チューブ・ダイエット」を飲ませるようになってからも、たびたび吐く。せっかく栄養を補給してやれたと思ったのに吐かれるとがっかりするのだけど、苦しいのはクリなのだから、せっせと吐瀉物で汚れた敷物やタオルの洗濯をするしかない。

 ブナのときは排泄物で汚れた物の洗濯に明け暮れたが、今度は吐瀉物で汚れた物の洗濯が待っていたのだった。

 酒井先生が「チューブ・ダイエットで何度も吐くようなら、クリちゃんに合わないのかもしれないので、ほかの高栄養食も試してみてはどうでしょう」とおっしゃった。
 チューブ・ダイエットを追加注文してしまったばかりだったのだけど、ネットでロイヤルカナンの回復期の高栄養食「退院サポート」を注文する一方で、すぐに入手したかったのでペットショップ「コジマ」に車を飛ばした。

 「コジマ」は生体販売をしているだけあって、さすがの品揃えだった。ヒルズの「a/d(回復期の高栄養食)」を売っていたので、5缶ばかり買って帰る。

 しかし……、「退院サポート」も「a/d」も安くない。クリがきちんと食べてくれるのであれば「a/d」は1日4缶与えるのがベストなのだけど、1日分で1,200円だ。薬代だけでも1週間に7,000円以上かかるので、福沢諭吉さんは私の財布になかなか居座ってくれない。
 トホホだけど「a/d」だと栄養バランスも考慮されており、1缶で160Kcalは摂取できるから、低カロリーで栄養価の低いおやつだけしか食べないと悩む心細さはなくなる。

 2~3時間置きに小分けにして給餌し、負担にならないように気を配っていたのに、今日は3度も吐いてしまった。急に高カロリーのものが胃に入って負担なのだろうか。ヨロヨロと起き出しては何度も水を飲みに行く。喉が渇くのかなあ。
 水を大量に飲んでは吐いてしまう。嘔吐すれば水分も失われるので、時間を少し開けて経口補水液で水分を補ってやることになる。

 今日は病院がお休みだったので相談できなかったけど、今度は「a/d」じゃなくて「退院サポート」を少し薄めてやってみようかなあ。おやつもあげれば少しだけど食べるし、注入器の給餌を嫌がるわけではないので、食べること自体拒否していないのだけど、思いのほか肝臓周辺の腫瘍が肥大して胃を圧迫しているか、別の見えない問題があるのか。いずれにしてもクリが辛くないのならいいのだけど……。

 後ろ足が萎えてしまい、もうお散歩に出る体力もないので、一緒に桜も見ることができなかった。まあ、クリが花見をしたいと言っているわけではないので、これは単に飼い主のエゴだけど……。


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