<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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大相撲が揺れている。
あれだけの重量級の人々の集まりなので、その揺れ方も尋常ではない。
マスコミが騒ぎ、世間が騒ぎ、大相撲自身が騒いでいる。

しかし、大相撲ってそんなに神聖なスポーツなのか。
いや、果たしてスポーツかどうかも疑わしい。

「相撲取りは男芸者」

という言葉があるとおり、古より関取はパトロンであるタニマチにお金を出してもらい世話をやいてもらっている。
いわば芸者なのであった。
だから神事としての相撲以外にも用心棒のようなこともやってきたし、八百長もやってきた。
野球やサッカー、卓球やバレーボール。
剣道や柔道とは明らかにことなる「興業」なのであった。

だから今回、日馬富士が貴ノ岩を殴って怪我をさせたからと言って、それほど大げさに騒ぐようなものなか。
モンドル人力同士の諍いのように報道されている面もあるが、普通に聞いていると単に先輩が後輩を窘めたところに少しだけ行き過ぎがあっただけではないか。

こんなことを警察沙汰にしたのは貴乃花かも知れないが。この貴ノ花も現役時代兄弟対決などと話題をさらった八百長にしか見えない相撲をやった御本人であるわけだし、現在の態度を見ていると決して尊敬できる神聖な大相撲関係者とは程遠いイメージだ。

ということでしょーもない騒動を大騒動に発展させて商売しているマスコミも軽蔑の対象として今後人々の心に残るであろう。

ところで将来引退した貴ノ岩がプロレスに入ってデスマッチなんかしてドタマを蛍光灯や折りたたみ椅子、釘付きバットで殴られて血を流すようなことになったら、みんなどう思うだろうか。

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