<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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南海トラフ地震への警戒のために各地でレジャーの自粛が発生。
「自粛」

それにしても日本は自粛が大好きだ。
何かあったらすぐ自粛。
これって一体なんなのか。

新型コロナが初めて広がったときは仕方がなかった。
未知の伝染病を食い止める方法は行動制限しかない。
しかも現行憲法下では非常事態であっても国民の行動に政府が制限を加える方法はないということで、苦肉の策が自粛だった。

飲食店は営業を自粛。
会社もリモートワークで出勤を自粛。
学校もリモート授業で通学を自粛。
唯一反旗を翻していたのがパチンコ店だが、もともと娯楽産業のパチンコは凋落傾向にあったのが、この反発営業でますます顰蹙を買って凋落に拍車がかかった。

しかし、今回のようないつ発生するの専門家でもわからない災害への対策として自粛するっていうのはなんだか変だ。

地震発生時に〇〇へ逃げ込む。
多くの人を誘導するのは困難だから人数制限をして営業を続ける。
海岸は泳ぐ範囲を制限する。
などなど。
やり方はいくらでもありそうで、自粛という選択肢は馬鹿げているのではないかと思われる。

自粛を打つのは普段何も考えていませんでした、の裏返しに過ぎない気がするのだ。
納税者としては自粛をしたから金をくれにならないようにお願いしたいところだ。


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