<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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新型コロナウィルスが猛威を奮っている関係で移動が制限されてしまい仕事の打ち合わせがなかなか難しい状況が続いている。
コンタクトする方法はメール、電話、そしてテレビ電話。
テレビ電話など一昔前は特別な設備がなければできなかった技術だが、スマホの登場とその発達が我々にとって身近なものにしてくれた。
テレビ電話を使った会議についてもちょっと前まで専用の機器が必要なこともあったが、今ではパソコン、スマホとネット接続の環境さえあれば地球上どこからでも可能になっている。

ミーティングの段取り。
まずメールで資料を送る。
打ち合わせ時間を調整する。
資料をプリントアウトしておく。
後はミーティングの相手を呼び出してスマホまたはパソコンの画面に表示される相手の顔を観ながらの会話になる。

事務的な話はほぼこれで進行することができる。
メーカーの商談なら製品の個数や送り先の確認。
特別仕様に関する要件のやりとり。
色、材質などなど。

でもこれが微妙な課題になると一気にテレビ会議では難しくなる。
事業展開に関する管理職からの決済説明。
取引先の状況報告。
ライバル他社のお客様へのアプローチに関する見解の伝達。
などなど。

リアルなオフィスは「感情を共有する場である」という考え方がある。
同じ場所にいて雰囲気を共有しながら物事をすすめる。
これは非常に重要なエッセンスだ。
テレビ会議で伝わる「雰囲気」には限界がある。

テレビ会議に不足している重要なポイントだ。



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