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宇宙エンタメ前哨基地

<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム

面堂終太郎もびっくり!小池さんの金銭感覚

2020-06-22 18:19:51 | 時事
東京都知事選が始まって全国から注目が集まっているが、大方の予想では現職小池知事の再当選とされている。
小池知事はそれなりの対応をしてきたようだが、週刊誌や月刊誌を読んでみると果たせた公約は何もなくてコロナで使ったお金は9500億円。
都の貯金も残り500億円しかないというのだから、かなり深刻だ。

その中には自らの判断で中国へ無償提供した医療物資も含まれているわけで、コロナ禍に苦しむ都民がいながら中国にいい顔していた事実も、なぜかあまりメインのメディアでは報道されていない。

築地市場の豊洲移転も騒いだだけ。
都民ファーストの会はれいわ新選組より影が薄い。グーグルで「都民ファースト」と検索したら「都民ファースト 今」と自動で検索ワードが出てくるぐらい「あの人は今」状態だ。
「待機児童ゼロ」
「満員電車ゼロ」
「都知事の任期は三年半」
色んな公約をだしていたが、実現できたものは1つもない。

それにしても他人の財布と思ったのか2〜3ヶ月で1兆円近くもばらまくとは。
面堂終太郎でもできない荒業なのであった。

都知事選、真面目にやってください

2020-06-16 23:10:02 | 時事
大阪府民のわたしからお願いするのはなんだけど、東京都知事選は真面目に投票していただきたいというのがわたしの希望なのだ。

とはいえ、私もかつて大阪府知事選では不真面目な投票をしてしまったことがある。
最初は横山ノックで、その次は橋下徹。
前者はホントに後悔している。
ノックさんはやはり単なる漫才師でテレビタレントのおっちゃんなのであった。
大阪府を切り盛りするにはかなり人間性が足りなかった。
結末を見れば誰かに嵌められのかも知れないが、ノックさんの退陣は情けなく恥ずかしい幕引きで大阪府の歴史に大きな「恥」を残したことは事実であろう。
有権者としても大いに反省すべきところである。

後者はノックさんの前例があるにも関わらず、またまた面白がって投票してしまったというのが真相ではあった。
しかし、これは宝くじの1等を引き当てたくらいの大ヒットなのであった。
もしこの時、彼に投票しなければ今の大阪はない。
コロナの対応など大阪自民党と公明党が選んだ候補なんかでは対応できなかったはずだ。
1200億円の貯金どころか府債を返金するために貯金していた5000億円にも手をつけていたに違いない。
隣の府県のことなど嗤ってはいられなかった。

今回我々は選挙というものがいかに大切かを切実に感じたのであった。

で、今回の都知事選。
なんといっても東京都知事というのは首都の首長だけに東京都民だけでなく日本全国に影響する存在であることを忘れてはいけないのです。
何の実績も作れなかった目立ちたがり屋の現知事がいいのか。
なんで議員に選ばれてしまったのか奇々怪々の太郎君でいいのか。
受信料不払い運動と都政の関係がどれほどあると思っているのか。
などなどなど。

江戸っ子のみなさん、熟考の上よろしく札入れお願いいたします。

廃県置藩のススメ

2020-06-10 21:05:11 | 時事
東京都が新型コロナウィルスの休業要請などに基づくバラマキ助成金などのため資産を使いすぎて都の財政に黄信号が灯ったという。
なにかの経済の本に書いていたのだが東京都を一つの国家と仮定すると先進国中第12位の経済力なのだという。
ヨーロッパのちょっとした国と同等、あるいはそれを行くパワーを持っているのだ。
ところが今回のような緊急事態に対して、財政豊かとばかりに他の道府県ではできないバラマキを実施するとさすがの豊かな財政も危機を迎えるということが明らかになったわけだ。

私の住む大阪府は今回は早い段階で、
「大阪府はこの10年間でなんとか1200億円の貯金ができています。それを財源に助成をしますが、それを越えるお金は出せません。」
と言い切っており、そうなると、
「おぉ、吉村知事がそういうんだからなんとか協力せんとあかんな」
ということになり、無理をしないようになる。
全国から不思議がられている大阪府の先進的なコロナウィルス対策は実は大阪府民が持つ伝統的な商人精神に触れる大阪をよく知る指導部による作戦勝ちなのではないかと私は思っている。
つまりコロナウィルス相手にアホなことをしていると銭勘定が合わんということが、知事の的確な指導力と相まっていい結果をだしているのだろうと思えるのだ。

大阪府は1200億の貯金があったからまだいい。
他の道府県は財政豊かなところなど一つもない。
大阪府の隣の京都府は財政破綻寸前であることを私は今回初めて知ったのであった。
京都がそうなので兵庫県や奈良県は推して知るべし。
さらに地方の県となると、いつもは中央省庁に予算要請をしているほどだけに同しようもない、と言った具合だろう。

この東京一極集中の結果による緊急事態の対応の違いは正直国家の責任でもある。
なんでもかんでも東京に集中させてしまったために地方の予算は無い、対応もできにくい、人材も集めにくいという状況を作りだしたのだ。
で、今回のようなパンデミックが発生すると東京のように人口過密で行政の指示にも従わない人が多くなると経済に与えるダメージも小さくない。
しかも財政が豊かであるがため、金のバラマキ方が半端ではなく、結局やるだけやって今回のように慌てる必要が出てくるような事態に至るわけだ。

そこへいくと江戸時代は素晴らしい。
地方は独自に財源を確保して藩を運営しなければならないので、人材の確保や情報の収拾、経済運営など今よりよっぽどしっかりしていないと切腹ということになってしまう。
今のように中央から予算をつけてもらうことなどありえず、むしろ中央の幕府からは、
「江戸のどこそこの堤防を修理するので、今回は四国のどこそこ藩がそれを請け負うこと。なお、工事費および諸費用はその藩が全額負担すること」
ということが日常茶飯事であったためアホでは行政の運営に支障が出るような時代だったのだ。

だから各地では藩校や剣術道場などを設け、藩士および市井の教育に力を注いだ。
もちろん各藩の予算で。
その結果、地方からは優位の人材が沢山でてきて幕末の国家的危機はその地方の有能な人材が国を動かし救ったのだ。

ということで廃県置藩をススメたい。
地方に権限をもたせ、独自財政を確保させ、人材を育て、魅力的な個性を地方ごと育てる。
国は教育の基本と防衛などを請け負う存在だ。

生活のスタイルを変えるということは、それぐらいするということも必要ではなかろうか。



安寿と厨子王と北朝鮮

2020-06-06 08:38:49 | 時事
北朝鮮に拉致され行方不明となっている横田めぐみさんの父・横田滋氏が亡くなった。
87歳。
娘を取り返すために全国を行脚した横田氏の思いは想像してもしきれない無念さがある。
最初は拉致そのものを信じてもらえず1987年に発生した大韓航空機爆破事件でその存在が現実として初めて認められた。
それまで社会党や共産党のような北朝鮮にすり寄る人々にとっては横田氏たちは邪魔者でしかなかった。
一部の与党の議員でさえ同様であった。
時間の経過とともに事件の全貌が明らかになっていったが、それでも多くの人々は囚われたまま今日に至っている、
事件が発生して今日まで45年。
家族の苦悩はいかばかりであろうか。

北朝鮮によるこの人の行為を耳にするたびに、私は「安寿と厨子王」の物語を思い出す。
人を引き離し、そして連れ去り奴隷のごとく酷使する。
子供であろうが大人であろうが関係はない。
それから逃れるすべは逃亡するしかない。
しかしもし捕まれば命はない。
北朝鮮に囚われている人々も同様だ。
安寿と厨子王の物語では最後に厨子王が別れ行方知れずになっていた母に再会することができた。
それは事件を知った京の朝廷が正義の政治的判断を実行したからだ。

一方、横田滋氏には厨子王の母のようなその想いは叶わなかった。

現政府が朝廷のような判断と力を行使できるかどうか。
悲劇を終わらせるとために人々はそれ実行を待ち続けているのだ。

東京アラート

2020-06-04 22:05:49 | 時事
英語が堪能で少しでも翻訳に「?」があると突っ込んでくるという河野太郎防衛大臣が、
「カタカナ言葉が多すぎる」
と言ったのはつい先月のこと。
コロナウィルスの社会対応について「ロックダウン」だとか「オーバーシュート」だとか「クラスター」だとか。
何を言っているのか皆目わからない人が多いかも知れない。
みんなが〇〇○だよ、と言っているから時間とともにわかり始めるのかも知れないが、そうでないとさっぱりわからない。
ひところの「ソリューション」だとか「マージ」だとか「インバウンド」だとか「コンプライアンス」みたいなビジネス言葉のようなものだ。

そこへ新たな言葉が加わった。
「東京アラート」
なんやねん、それ。
という感じでピンとこない。
「東京ばな奈みつけた」
みたいなもんか、と新手の東京土産の名前かと勘違いする人も、もしかするといるかも知れない。

伝わらないカタカナ語。
説得力もないので毎日10人以上の感染者を出しているのかも知れない。

中国は汚い

2020-05-31 06:29:13 | 時事
ダンボール入りの豚まん、髪の毛入りの餃子に醤油。
床に落ちるのを拾ってそのまま梱包のフライドチキン用鶏肉。
ひところの中国は信じられないような食品の話題があふれていた。
いずれの共通点は不衛生で汚いこと。

そこへ今度はSARSに続いて新型コロナウィルスの発生。

食品関係での犠牲者は限定的だったが伝染病といくとそうはいかない。
中国の独特の食文化と衛生感覚が生み出した21世紀の黒死病。
新型コロナウィルス。
その犠牲者は全世界で30万人を超え、現在もその数を増やし続けている。
不衛生で汚い、というレベルではない問題だ。

そう、この「中国は汚い」という話。
何も衛生感覚が汚いというのが根本原因ではない。
精神構造が汚いのだ。

隠蔽。
虚言。
捏造。
詐欺。
搾取。
責任放棄。
拝金主義。
言論抑圧。
暴力主義。
そして独裁体制。

どれをとってもまともとは言えない反社会精神が彼の国の根幹を成している。

南京虐殺の偽りの歴史も、香港の一国二制度を廃止させるのもこの反社会精神の汚さだ。
やがて「そんな約束した覚えはない」と言い出し、香港を没落させたのは米国に原因があると責任を押し付けるのだろう。
南京は日本のやった行為だ、というのと同じように。

衛生状態の悪いのは教育でなんとかなるかもわからないが精神の汚いのはちょっとやそっとではどうしようもない。
さらに共産主義という似非理想主義が彼の国を汚染し続けている限り付き合う必要もない存在なのかも知れない。




駅前シャッター商店街にシェアオフィス

2020-05-26 08:28:57 | 時事
コロナウィルス禍でテレワークと呼ばれる遠隔勤務が一般化しつつある。
そこで密かに始まっているのが都心一極集中の終焉だ。
これが発展すると首都圏一極集中も終焉に向かうのだろうが、現在のところそこまではなかなか。
ただ都心のオフィスに社員が毎日集まって業務をこなすというスタイルはIT分野を中心に崩壊が始まっている。
新宿や渋谷、品川や新橋の都心のオフィスではなく自宅のある東京西部の郊外や千葉、埼玉の都心から1時間から2時間の通勤圏内でのテレワークが一般化されつつあるのだ。

「在宅では色々問題があるのですが、シェアオフィスがあれば8割は大丈夫」
というのは私の知人の例。
知人は大阪中心部にオフィスを構える会社の部長なのだが、非常事態宣言以降は神戸の自宅で勤務。
週に一度だけ大阪市内のオフィスに通って自身のチームと打ち合わせをしている。

「阪急六甲」や「摂津本山」なんて駅前にシェアオフィスがあれば職務のほとんどは済ますことができます。
通勤時間の要らない分、自宅で過ごしたり飲みにいったりすることができるので生活も充実しそうだという。

「アルコール漬けに注意してくださいね」
「はい。〇〇さんも。」
「ありがとうございます。」
てな具合だ。

阪急六甲付近は高所得層が多く住む地域で駅前商店街もそれなりのファッション性と賑やかさを維持している。
が、そうでない場所であればシャッター街となっている場所が少なくない。
そのそうでない場所がここ十年以上色々と問題になっていたが、ここにきて使いみちがでてきたのではないかと思われる。

とうのも、そういうシャッター街の空き店舗をシェアオフィスにしたら商店街そのものに新しい需要が生じるかもしれない。

今後のケースではシェアオフィスの利用者がぐぐっと増える可能性が高い。
毎日会社のオフィスへ行く必要がないし、自宅では仕事をする環境ではない、という人には駅前のシェアオフィスはかなりいい。

そうすると昼食や夜の飲食店が必要になる。
ビジネスの場ともなるので書店や打ち合わせスペース、図書館なども必要かもしれない。
もともと駅前だからリアルな打ち合わせにも合流するのに便利だ。
畢竟、もともと生活の場なので八百屋や魚屋、肉屋に衣料品店、雑貨屋があったら便利でもある。
駅前だからできることのメリットは復権するかも。

むしろ郊外のショッピングモールではこうはいかない。

コロナウィルス禍はバイオクラスターを形成させる恐れがあるものの、一方においてシャッター商店街をビジネスクラスターに変える可能性を秘めているのではないだろうか。

検察官とパチンコ屋

2020-05-22 18:37:14 | 時事
東京高検の黒川という検事長が辞職することになった。
理由は非常事態宣言下で賭け麻雀をやったから。

このニュース。
文春が報じたそうなのだが、どうも一種の美人局に嵌められたんじゃないかと思われてならない。
というのも麻雀の相手が新聞記者。

「黒川さん、昔朝日新聞で記者をやってここの記者クラブにも来たことがある〇〇さんが来てるんですど、どうです。仕事の後でジャラジャラでも行きませんか?」
「いいですね」
「でしょ。じゃあ、行きますか.....」

なんて具合に誘われたのだろう。
ところが背後では、
「検察官の定年延長が物議を醸してアホな野党と説明がちゃんとできない与党と対立。しかも国民も馬鹿だから大騒ぎ。定年延長のかわりに検察を監視しようっていうのにほんと馬鹿だね。もっと騒ぎが大きくなったら面白いし、部数も上がるかも知れないから、やっちゃおうか」
と打ち合わせをしていたのかどうかわからないが、文春のフリーの記者が雀荘に待機していたのだろう。
バッチリ賭け麻雀を取材されてしまったというわけだ。

元記者や産経記者は叱られこそすれ面白いネタができました、とばかりに影では会社に褒められていることだろう。
新聞屋ならそれくらい平気でやるってもの。

非常事態宣言下でのお遊び。
麻雀という卓を囲んだ三密状態。
違法な賭博。

検察官が何やっとんじゃ、というところだ。
黒川検事長、一生の不覚。
あとは退職扱いになるのか解雇になるのか退職金に影響するだけに本人にとっては大いに気になるところだ。

ところで検察官が素人の賭け麻雀で告発されるのであれば、限りなく黒に近い違法博打業者のパチンコ屋は告発されないのか。
パチンコ屋も非常事態宣言下、行政のお願いに従わなかった半島系の業種である。

検察官を辞めさせるのならパチンコ屋も廃業させてはいかがか。
新聞屋は検察からは広告代をもらってない。
パチンコ屋からはたんまりもらっている。
だから絶対にパチンコ屋を告発することはないだろう。

矛盾だ。



国際機関はええかげん

2020-05-21 01:00:46 | 時事
WHOが中国の支配下にあるとか、中国に忖度し過ぎで新型コロナウィルス禍を招いたとか世間は騒がしい。
米国のトランプ大統領は怒り心頭でWHO脱退もチラつかせているくらいだ。
何万人もの自国民がWHOと中国の隠蔽工作の犠牲になってしまったのだから、当然といえば当然である。
西欧諸国は概ね米国ほどではないにしろ快く思っていない。
志村けんも岡江久美子も他の大勢の人達も中国に殺されたのに、むしろ日本政府がしどろもどろなのが気に入らないところだ。

このWHOがおかしいという話。
何も国際機関がおかしいのはここに限ったはなしではない。
そもそも国際連合そのものもおかしいのだ。
そのなかでも最大におかしいものは「敵国条項」である。

未だに国際連合憲章では第二次世界大戦の敗戦国を「敵国」と規定している。
その旧敵国と何らかの紛争が生じた場合、安保理決議を経ずとも武力でもって解決することが許されるという、なんとも無茶苦茶な規定なのだ。
で、その「敵国」はどこかというと、我が日本もドイツ、イタリアとともにその一つであることは言うまでもない。

イタリアはともかくとして国連に最も貢献しているであろう国の2つが「敵国」に設定されている滑稽さはもはや機構が満足に機能していない証拠だとも思える。
半世紀以上も前の戦争の結果を現在もなお適応しているのは、改正する気持ちがない現れでもあり、そういう国が機構の中に存在するということを物語っているのだ。

だからWHOの体たらくに驚く必要はまったくない。
むしろそれが当たり前。
綺麗事の通用しないのがええかげんな国際社会なのだ。


知事の力量

2020-05-08 08:45:08 | 時事
新型コロナウィルスに関連して各都道府県の知事がテレビ番組や記者会見に登場することが多くなった。
見ていて感じたのは選挙というものは真面目に投票しなければならないな、ということだった。

それにしても大阪府は吉村知事で良かった。
正しいか間違っているかはともかくとして若いのに冷静沈着。つねに的確に判断し、ステートメントも発表するので安心感がある。
なによりも奈良県の荒井知事や兵庫県の井戸知事、愛知県の大村知事でなくてよかったとつくづく感じるのだ。

今回のケースで緊急事態が発生した場合、自治体の首長には強力なマネジメント能力が求められることがはっきりとわかった。。
広い知識と理解力、さらにスピーディな行動力はもちろんのこと、部下や外部との連携を密に図れるコミュニケーション能力が求められる。
そして絶対的に必要なのは責任感。

今回そうじゃない人の方が多いことにつくづく選挙制度と投票する側の心構えの見直しが必要だと痛感している。

たとえば、

「非常事態に知事のやる仕事なんかない」

と言い切ったのは奈良県知事。
また、

「大阪府と連携する必要はない」

と言い切ったのは兵庫県知事。

このドサクサに名古屋市に喧嘩を売っていると思ったら、自身の足元でコロナ患者の個人情報が流出したのにも気づかない愛知県知事。

この三人の共通点は実務力がないことに加え市民との価値観大きく異なっているのになぜか選挙で知事に選ばれていること。
そして元官僚であることが上げられる。

もちろん官僚出身の人にも優秀な知事になっている人も少なくないだろう。
和歌山県知事や鳥取県知事などは県政を上手く運用して危機的状況に対応している。
でも前述の三人を見る限り官僚であったことのメリットは何もなく、もしかすると単なる世間知らずが官僚をやっていて、その名刺と組織力で選挙で当選しただけに過ぎないのではないかということがありありなのが情けないところだ。

数年前。
関西の大学で開催された日本化学会の学会で目撃したある講演会でのこと。
冒頭、文部省の官僚さんが登壇してこれからの研究開発についての持論を一発打った。
そのあとに複数の大学の先生方がまったく逆の論調を発表。
するとこの官僚氏、最後の挨拶で持論を180度転換。
最初とは正反対なことを主張して有力な先生たちの意見に賛同。
正直かなりびっくりした。
官僚というものはこういうものなのか、いうことを痛烈に実感した学会の一コマなのであった。

ということで知事選挙。
肩書で選ばず、実務のできるリーダーシップを発揮できるを選びたい。
つまり政党のご都合や利益ではなく住民の利益を考える人。
宗教繋がりで何も考えずに投票するのもやめにしよう。

かくのごとく新型コロナウィルス禍は日本の政治家選びにも影響を与えるのかもしれない。
少なくとも次の兵庫、奈良、愛知の知事選挙は。