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宇宙エンタメ前哨基地

<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム

バイデン大統領で大阪駅前が盛り上がる?

2020-11-07 07:38:15 | 時事
ニッポン放送のラジオ番組「辛坊治郎のそこまで言うか」は私のお気に入りのラジオ番組。
もちろん大阪に住んでいる私はラジオではなくPodCastで聞いているのだが、これが面白い。
東京のローカル番組なのに話している内容は大阪と一緒。
歯に衣着せないそのおしゃべりは是非とも普通に大阪でも放送していただきたいくらいなのだ。

たとえば。
「日本学術会議の人事に首相が口をはさむのは当然。だって公務員なんだから。選ばなかった理由も言う必要ない」
とはっきり言うし、
「朝日で記事を書くと自分の思想に反しないギリギリのところでやないといけないのでものすごく大変」
などと、大阪の読売テレビで放送している「たかじんのそこまで言って委員会」のラジオ版の趣さえある。

この辛口番組で今週ゲストが面白いことを言っていた。

「バイデン氏がトランプ大統領を破ったら、大阪駅周辺が盛り上がるそうですよ」
「なんでなの?」
「バイデンだから=ばいでん=梅田でしょ」
「ははは」

アホらしいけどオバマ大統領が就任したとき福井県小浜市が盛り上がった。
だからバイデン大統領になったら大阪梅田が盛り上がる?

阪急、阪神、大丸、ルクア、ホワイティうめだでバーゲンするか、ちょっと見ものだ。

大統領選挙が究極の選択に

2020-11-03 19:17:00 | 時事
大阪都構想がまたもや僅差で否決された。
地元大阪をこよなく愛する私としては非常に残念な結果になってしまい悔しい気分で今週はスタートした。
大阪が変わらないと日本が変わらないというくらいに今回の選挙は重要だったのだが、維新は好きだが都構想はね、という人が結構存在していたのと、ややこしいカルト政党に頼った部分があるのを大いに悔やむところだ。

ま、そのうち議会で大阪市廃止が決議される日が来ることであろう。

一方、この都構想と同等かそれ以上に注目されているのが米国大統領選挙。
トランプ大統領再選されるか、バイデン氏が勝利するのか。
目を離せない状況になっている。
どちらかというと日本のためならトランプ大統領の方が良いと思う。
これはトランプ大統領と安倍晋三前首相が仲良しだからというのではなく、共和党のほうが民主党よりも日本には良いということ。

なぜなら民主党は伝統的に反日政党で、第二次大戦開戦時の大統領ルーズベルトは民主党、貿易摩擦が問題になった1980年前後のカーター大統領は民主党、日本企業が訴訟で虐めらまくった頃の大統領が変態ビル・クリントン。
まったくもってよろしくない。

にもかかわらず、日本のメディアではバイデン氏に期待しているコメントが多く「本気かいな」と思うことも少なくない。
それが証拠にトランプ大統領は呼び捨てで、バイデン氏はさん付け。
「トランプに、バイデンさん、どっちが勝つんでしょうかね」
てな具合に。

で、肝心のアメリカはというと民主党、共和党の論戦がただの罵り合いになっていることに憂鬱になっている米国人も少なくないらしく、

「共和党にも民主党にも投票したくない」
という人がかなりの数に登るのだとか。

「大統領選挙? 究極の選択だね」

と道行くアメリカ人のコメントがすべてを表しているようにも感じられる。
ま、他所の国の大統領選挙ではありますが。

日本学術会議ってなんなのさ

2020-10-15 11:46:40 | 時事
「日本学術会議の人事について首相官邸が関与した、これはえらいこっちゃ」
と大騒ぎ。
野党と当の日本学術会議の元理事あたりがワンワン叫んでいる。

このワンワン叫んでいる主張が間違えていることを分かりやすく解説してくれたのは先日の朝の大阪ローカル番組に出演していた橋下徹元大阪市長なのであった。

「国民の税金が投入されている機関が勝手に人事を決めたらおかしいでしょ。税金が投入されている限りは首相がそれに意見をしても当然なんです。それこそ『税金でやってるけど、やっていることは神聖不可侵だから政府も国民も文句を言うな。』というのは暴論ですよ。」

という意味合いであった。

「自由にやりたいのであれば、税金じゃなく自分たちのお金でやればいい。」

とも言ったのであった。

尤もなことであろう。
たった200人ほどしかいない学者集団が、
「自分たちは国の学術窓口だ」
と主張するのも、これまた滑稽で日本には何万人もの学者が存在するわけだ。
そもそもその代表が選挙・会議もなにもなく決められる日本学術会議だ、というのは非常にバカバカしい限りだ。

で、なんなんこれ?
と調べてみると今回の報道は報道される必要さえないような代物なのであった。

まず、第一報を伝えたのは新聞赤旗。
日本共産党の機関紙である。
この一紙だけで胡散臭いのに、昨日の記者会見を見てみると内田樹なんていう共産主義者で日本共産党のシンパみたいな人が混じっている。
なんなんだ、これ?
なのである。

まだおかしなところは満載で、例えば「日本学術会議は我が国の科学者の内外に対する代表機関」なんだそうだが、問題になっている学者の皆さんは全員文系なんだそう。
文系の科学者というのはよく分からない。
もしかすると「文学を科学する」なんていう、どこぞのCMのようなキャッチフレーズでも本気で謳っているのだろうか。
大喜利みたいな団体である。
選ばれなかったのは6人だし。
座布団を取り上げられて怒ってんだ。

で、大いに騒いでいるのが、なんとか民主党を主とする野党の皆さん。
モリカケ、サクラ、で今度はガクシャ。

ええかげんにせい!と言いたいのが国民の大多数であることは間違いない。

ハンコ文化の行き先

2020-10-09 17:53:34 | 時事
役所の手続きでハンコの捺印が廃止される方向で動いている。

もともと三文判で良いような事が多いハンコの利用。
なんでわざわざ1個100〜300円のハンコを買って捺印する必要があるのか。
履歴書。
領収書。
各種届出書類。
会社の見積書に納品書。
宅急便の受け取り伝票。
どこでも売っている三文判で良いのであれば別にサインでもいいじゃないかというようなことを世間の人々は思っていたけど変えることができなかった。

なぜならハンコ屋さんが可愛そうだから。
じゃなく、それが長年の習慣だったから。

思えば子供の頃はハンコというかスタンプが大好きであちこちにペタペタ捺しては叱られたものだ。
親が商売をしていた関係で、ハンコ、小切手や手形に金額を打つロータリーチェックライター、手動式計算機のタイガー計算機などを使う親父を見ていておもちゃの一種と思い勝手に手を出してこっぴどく絞られた。
とりわけタイガー計算機のハンドルを面白がってクルクル回していると鉄拳を受けることも少なくなく、でもそのメカが面白くて触りたくてしかたがなかった。

文句を言われにくいのがハンコだった。
もちろん実印なんかは触れることさえ許されなかったがいわゆるゴム印は好き勝手に押す時間をもらってペタペタ遊ぶことができた数少ない仕事道具だった。

小学校4年生の時の担任の先生が福岡県久留米出身の新人先生だった。
この先生が大阪の私の学校に赴任して一年を通してしてくれたことが誕生日が来ると福岡の石を使って先生自らが彫った名前のハンコのプレゼントだった。
四角い石にファーストネームが刻まれているのだが、私は3月生まれのためクラスの最後にそのハンコをもらった。
その時の嬉しかったこと。

それから10年ほど経って芸大に入学してから自分で描いたイラストや水彩画など平面作品には必ず先生の彫ってくれたハンコを捺印するようになった。
さらにそれから30年の歳月が流れて4年生の時のクラスの何人かで定年になってお婆さんになった先生を大阪に呼んで同窓会をしたときに、先生は新しいハンコを彫ってみんなにプレゼントで持ってきてくれた。
人生最高のハンコだった。

これがサインならどうなるのか。

ハンコ文化の行き先は果たして何処へ。

JR東海の銭余りで起こること予想

2020-10-07 10:32:06 | 時事
経済誌 東洋経済の記事を読んでいるとJR本州三社のうちでJR東海だけが突出して預金をもっているようだ。
大雑把に言うとJR東日本が3年、JR西日本が2年に対してJR東海が7年以上。
これはいったいなんなのよ。
首都圏よりも京阪神よりも中京圏の方が財政豊かというのは有りえず、この原因は明らかに東海道新幹線。
JR東海は新幹線での預貯金が凄まじく、リニアは建設できるはコロナは屁でもないわで、余裕のよっちゃんなのだ。

その証拠に先々週、久しぶりに新幹線に乗って横浜に向かうと朝の新大阪はお客がそんなにいるわけでもないのに、10分より短い間隔で東京方面行きが発車しているのだ。

それだけ多くの本数が走っているので、きっと利用者が多いんだろうと思って乗ってみると、相変わらずガラガラ。
隣に座る人がいないことはもちろんのこと前後もいない。
で、よくよく数えてみると贔屓目に見ても2割も乗っていない。
こんな新幹線走らせて意味あるのか。

もしかすると東京〜大阪間の電気代は特別価格で100円ぐらいなのかも知れない、なんて疑ってしまうくらいだった。

このように客がいなくても通勤電車並みに大阪〜東京間に16両編成の列車を走らせるJR東海はすでに感覚が倒壊しているのではないか。
もしもこのままの営業を続けて乗車率が回復せず、ドル箱がドル箱でなくなりJR東西のように人口の多い都市圏での稼ぎが重要になったら、どうするつもりだろう。
銀行や国は、「JR東海はようやっている」なんて評価するとは思えない。

リニアに邁進するJR東海。
財政優位にあぐらをかいていると、何が起こるか。
JR東海に対する日本全土の視線が静岡県のそれと同じになるかもしれない。

そんなことを感じた経済記事なのであった。

終電繰り上げに深夜バス

2020-10-06 06:22:35 | 時事
首都圏・京阪神ともに鉄道の終電繰り上げが相次いで発表されている。
午前様で電車があったのに、最終列車はその日のうちになくなるよ、というところが少なくないというわけだ。

私も30代までは終電の時間をチェックしながら梅田やなんばで飲んでいることが少なくなかった。
で、最終列車を乗り過ごしたら、そのまま朝まで飲むことも少なくなかったのだが、それでは身体が持たないのでタクシーで帰るというのがパターン。
仕事で飲んでいたら色々理由をつけて領収書を取るのだが、そうではないと自腹になるので結構懐に響いたものだ。

今ではそんなことをしていると懐も持たないが、カミさんが赦すはずはなく、どちらかというと後者が厄介なので日付が変わらないうちに帰宅することにしている。

以前から終電がなくなったらどうするの、というのは問題だった。
実際に飲んで遅くならなくても仕事で午前様になるときはタクシーということもあるのだが、やはり公共交通が欲しいところだった。

東南アジアへバックパック旅行をしていたとき、タイの首都バンコク都内の交通網が深夜の利用客にも配慮したシステムになっていることに驚いたことがあった。

バンコクではよくバスを利用して移動していた。
紀伊国屋や東京堂といった日系の書店で「バンコクバスマップ」というガイドブックを買い求め、それを頼りに南バスターミナルや北バスターミナル、ホアランポーン駅などにでかけたものだ。
間違えて乗っても気軽な旅行だったので乗り換えればいいし、意外にも親切な車掌さんや他の乗客が「こっちに乗りなよ」てな感じで分からないタイ語と身振り手振りで教えてくれるので、楽しいということもあった。
やがてスカイトレインが走り出し、数年後に地下鉄もできるとバスに乗る機会が減ったものの、それでもバスターミナルには一部を除いて通じていないのでバスを利用することはなくならなかった。

バンコクのバス網は複数の会社が競合していて、どれがどれか正直今もって分からないのだが、その本数などは多分東京都バスや京都市バス、大阪シティバスの比ではない多さだと思う。
その中でも特筆すべきは深夜のバス網が発達していることだ。

もともと20年ほど前まで市内交通網がバスか渡し船しかなかったためかバスが充実していて深夜でも深夜料金を設定したバスが結構走っていたのだ。
だからタクシーを使わずとも慣れた人は仕事や飲んで遅くなってもバスを利用することが可能になっている。
これは便利だと思ったものだ。

翻って日本は、というと深夜バスは一時期もてはやされたがバブルが弾けると電車のある間に帰ることが普通になり、バスも疲れるのでやがて路線の多くは廃止された。

終電の繰り上げが発表されて深夜バスが復活するか。
リモート仕事も増えているので、変わらないかも知れないが、どうか。

調査の信憑性

2020-09-15 07:41:42 | 時事
アメリカ大統領選挙がいよいよ大詰めを迎えている。
報道によると民主党のバイデン候補者が共和党のトランプ大統領をリードしているというがその差は徐々に縮まってきているのだという。

テレビを見ていると、反トランプ大統領のニュースは頻繁に伝えられるものの、トランプ大統領を支持する声はほとんど伝えられていない。
そのままテレビを見ていると、
「おお、今のアメリカ人はトランプ大統領に怒り心頭なんだ」
と思ってしまう。
ところが世論調査の結果を見ると双方47〜48%の支持率で拮抗している。
この調査結果が正しいのであれば、悪の根源トランプ大統領を良く言っている人々は悪く言っている人々とほぼ同数いることになり報道は偏っているということになる。

You Tubeにアップされている人気バラエティ番組SNLを見ればトランプ大統領が頻繁にネタにされていることに気がつく。
アレック・ボールドウィン演じるトランプ大統領が面白おかしくディフォルメされているのだ。
こういうコントを見ていると、
「トランプ大統領がただ単に嫌われている、というのは間違った受け方なのかも」
と思ってしまう。
果たして真実はどこにあるのか。

昨日結果が出た自民党総裁選挙もそう。
世論調査では石破茂元幹事長が最も党員に支持があると伝えられていたが、別の調査では河野太郎防衛大臣が圧倒的な支持率で、ここにも報道と調査の差異が存在した。

世界をリードする大学の順位。
エアラインの満足度。
訪れたい観光地ベスト10.
好きなタレント、嫌いなタレント。

世の中の調査を見ていると参考になるものはほとんどないのではないかと、思ってしまう。
そんなややこしい時代になりつつある。


自由と義務はワンセット

2020-09-13 05:59:16 | 時事
マスクをせずに飛行機に乗って機長に緊急着陸を判断させる事件が発生。
そのニュースを見て自由というものが義務とセットになっていることを知らない人が多いことを思い出した。

数週間前にNHKのニュースで、
「マスクをしようがしまいが本人の自由だ」
と叫び、新橋駅前でデモ行進をしている人たちが取り上げられていた。
「こんなのがニュースのネタになるなんて」
とびっくりした。
デモをしようとしていたのがいい大人の連中で、さも当然のように叫んでいることに驚いたのはもちろんだが、それを社会問題然としてネタにしているNHKにも驚いたのだ。
アホなのか、こいつら。
と思ったのは言うまでもない。
言動の自由が保証されているからと言って、雑踏の中で「火事だ!」「爆弾だ!」などと叫ぶ自由は存在しないのと同様に、感染症対策をしなければならない現在の状況でマスクをしない自由は存在しない。

それは義務なのだ。
保証されている自由は義務と表裏一体であり、それを理解できていない人たちのなんと多いことか。

マスクをしない権利を主張しているアホな人たちよりも、それを社会問題として扱うNHKにマスコミのマスゴミたる所以を感じたのは言うまでもない。

帰ってきた「民主党」

2020-09-11 23:42:29 | 時事
国民民主党が分裂して立憲民主党に合流。
大きな立憲民主党が再編されたわけだが、これは何も新しい政党が誕生したわけではない。
あの「民主党」が帰ってきたのだ。
ということで人呼んで「帰ってきた民主党」。

帰ってきたウルトラマンは正義の味方だったが、果たして「帰ってきた民主党」はどうなのか。
鳩山、管、野田と続いた「あの頃」を思い出すと「帰ってきた民主党」の正体と実力は試すまでもなく明らかだ。

そもそもあっちへ行ったり、こっちへ来たり。
連中は何を考えているんだろうか。

「な〜〜〜んにも考えてませんよ〜〜〜」

往年のCMを思い出すまでもなく、チンパンジー以下の集団なのかもわからない。

報道にBGMから世論誘導

2020-09-07 06:34:28 | 時事
阪神大震災が発生したその日の夕方。
テレビを見ていると倒れた阪神高速道路神戸線や脱線した阪神電車の映像に、暗いおどろおどろしいBGMをかぶせて放送していたニュース番組があった。
確か毎日放送か朝日放送だったように記憶している。

「なんで報道番組にBGMなん?」

地震被害の全容がまだ出ていない時点で被災者はみんな何がどうなっているのかよくわかっておらず、できれば不安要素は少しでも取り除きたいところだった。
ところがテレビはその不安を煽るように報道番組を演出。

「なんでここまでするのかな。意味あるんか」

と、その時感じた不快感は鮮明に記憶されている。
これ以来、報道番組というものが作為に満ちたものであることを常に考えるようになったのは言うまでもない。

今回の台風10号の報道も同様で、生放送の映像になぜかBGMがかぶさっていた。
チャンネルは読売テレビ。

「なんでこんなに暗いねん」

と言ったのはカミさん。

「普通に伝えられへんのかな。なんでこんなに暗い音楽かぶせるんやろ。」

20数年前に感じた私と同じなのであった。

そもそもコロナ禍でも東日本大震災の報道でもそうだがマスメディアは視聴者の不安を煽り、スキャンダルを捏造する。
明るい話題は故意に遮断して暗い話ばかりをピックアップ。
たぶんそうすることで視聴率を獲得できて売上を伸ばすことができるのだろう。

こういうことが露骨になりエスカレートした結果、世論形成にも嘘やヤラセを放つようになった。
支持政党のアンケートは言うに及ばず、外国人参政権やジェンダー問題、中国韓国の2カ国だけを「アジアの国々」と呼ぶその感覚。
自分たちの利益になるように世論を誘導することには、たとえそれが世の不利益になるようなことでもへっちゃらだ。

そもそも報道番組がバラエティになっていてキャスターが元アイドルやお笑い芸人。ちょっとマシのように見えるフリーのアナウンサーと呼ばれる話すだけタレントはゴリ押しコメント製造機。
他人の意見をはねつけ、かぶせて司会するのはそうしないと利益にならないからか。

テレビやラジオの役割はすでに終わっているのかもしれない。