揺れの大きさはK-NET追分に比べると小さいのだが、液状化被害がいたるところで発生している。
ここで、K-NET札幌のゆれをみてみよう。
■ K-NET札幌(HKD180)の揺れ
NS 142.9gal
EW 155.6gal
UD 68.1gal
3成分合成 168.6gal
■ 震度
計測震度= 5.09 震度5強
■ 加速度波形
■ 加速度応答スペクトル
■ 土質柱状図
軟弱な地盤である。
K-NET札幌でも、液状化が発生した可能性がある。
追記 2018.09.06
札幌市清田区で大規模な地盤変状が起きている。
清田区では谷を埋め盛土して団地を造成しており、過去、大きな地震の度に被害が生じたようだ。
追記 2018.09.11
喉元すぎれば熱さを忘るといいますが、ホントだねぇ。
谷埋め盛土の滑動崩落についてはいままで何度も警鐘が鳴らされ、
ガイドラインまでできているじゃないの。
谷なので水が集まる、だから液状化しやすい、これは当り前。
液状化は滑動崩落の引き金にすぎないってこと。
これを機に全国の谷埋め盛土でできた造成地を見直して欲しい。