吉備路文学館の「薄田泣菫展」、素晴らしい展示で学芸員さんの力量を感じた
昨日は吉備路文学館で開催中の特別展「没後70年 薄田泣菫展」に行った。吉備路文学館、ホント、久しぶりだ。この場所は、いつも心安らぐ。
連島で生まれ、連島で死んだ泣菫。その生涯をふり返ることのできる名企画、そして素晴らしい展示。いつもながらに、学芸員さんの力量に感嘆する。
特別展と併行して開催されている企画展「15人の文豪による泣菫宛書簡展」、これがまたいい。書く作家達の文章は、私文書だけに心に染みる。いつの時代にも原稿の遅れをお詫びしている姿があり、文学者としていることの困難さも窺える。
ただ、私の私文書は絶対に公開されたくないとも思う。ともあれ、有名な「ああ大和にしあらましかば」の詩碑など、見に行きたいとも思った。いい時間を過ごさせていただいた。吉備路文学館の木々も色づき、晩秋を告げてくれた。
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