地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ヒカリモ

2008年06月25日 | Weblog
 


大塚古墳、「ヒカリモ 岡山初確認 黄金色に輝く石室」(山陽)

 今朝の山陽新聞社会面を見て、文字通り目を見張った。私の住む地域の古墳のことが掲載されていた。この古墳は、私の子どもの頃は、夏は内部がひんやりしていて、格好の遊び場だった。
 さて、記事は私もよく存じ上げている記者の方の記事で、記事の見出しは「ヒカリモ 岡山初確認 黄金色に輝く石室」とあり、大きな写真が貼られていた。そして記事では、「石室奥に向かう通路の水たまりに群生しており、雨水がしたたる環境などが繁殖に適したとみられる」とあり、「ヒカリモは黄金色の葉緑体をもっており、光が反射することで金粉をまいたように鮮やかに映る」とある。なんだかワクワクして読んだ。

 この記事を読んで、さすがに地元であり、行かない訳にはいくまいと午後になったが行ってみた。まさに写真と記事の通りで、石室内は光り輝き、とても幻想的な雰囲気を醸し出していた。ただ残念なことに、今朝の山陽の写真から見るとずいぶんと「ヒカリモ」が踏まれた足跡がみられた。是非とも、お互いにマナーには注意したいものだ。大切に育てようではないか。
 そして同時に、これが武田泰淳の名作「ひかりごけ」で有名な「ヒカリゴケ」であればと願ったが、平田記者にお尋ねしたら「ヒカリゴケではない」とのことだ。残念だが、それでも「ヒカリモ」も、この記事の時点では「岡山初確認」とのことで、貴重であり大切にしたいものだ。

 ところで、「大塚古墳」は国指定史跡であり、総社市のこうもり塚古墳、真備町の箭田大塚古墳とともに吉備三大巨石墳の一つに数えられているとのことだ。今はこの古墳を見学に結構たくさんの観光バスも来ているようだ。
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