麒麟食堂のオムライスとサラダは絶品の美味しさ、何度でも食べたくなる味だ
昨年、何度か行ってその美味しさに魅せられた「麒麟食堂」。今年になってはなかなか行く機会がなかったが、昨日やっと行けた。昼食はいつもは自宅であり合わせのもので済ませるが、友人の語らいの時などにはランチを兼ねてとなる。
そうした中で、いつもは北&東が我が行動範囲となっていて、大学病院西側にある「麒麟食堂」は行きたいと思っていてもなかなかその機会に恵まれない。
さて、昨日はカレーにしょうかと迷ったが、オムライスとした。サラダもコーヒーも抜群だ。行きたいと飢えていたので、いつも以上に美味しく感じた。
ハードな日々が続くが、「忙中閑あり」で二冊の小説を読み感性に水やりをした
昨日の夜は「備前平野に春を呼ぶ」と言われ、「500年の伝統を持つ裸祭り=『西大寺会陽』」が開かれ、地元紙によると9000人が参加したとのことだ。寒さ厳しい中での裸祭り、昨日はまさにその通りとなった。
しかし、もう春はすぐそこまで来ている。今朝の新聞には、水戸偕楽園の「梅まつり」の記事が掲載されていた。一昨日半田山に行った方は、昨年に比較して1ヶ月遅れでまだ咲いていなかったとのことだ。
そんな寒さの中だが、このところ少しだけ煮詰まり、かつ貧乏暇なし状態だ。そんな中でも、小説を二冊続けて読んだ。一冊は、津村節子著『遍路みち』(講談社刊)だ。2006年に死亡した夫・吉村昭の死を受けての経験を小説化した『紅梅』と一連の作品だ。変わらず感動だ。
そしてもう一冊は三浦哲郎著『流燈記』(筑摩書房刊)だ。著者は一昨年8月に死亡しているが、生前に筑摩書房のPR誌「ちくま」に連載された(1983年~85年)ものが、この度単行本として出版された作品だ。
三浦哲郎の作品は、1961年に芥川賞を受賞した『忍ぶ川』を読んで以来、その作品を読み続け、ほとんどの著作や全集なども購入している。
相変わらずの三浦哲郎の作品に魅了された。バタバタと暮らす中だが、「忙中閑あり」で二冊の小説を読んだ。時々は読書などもして、感性の水やりをしようと改めて思った。