煙が大きくなり過ぎてるが。

例の大津市の事件について。


警察が家宅捜索に入ったということで、新聞でも学校の実名が挙がるようになって来た。

ネットでは既に実名が挙がっている。
その『犯人』の名さえも。

世間の正直な意見を聞くにもググった方が早い。


ところが今になってネットに流れている犯人関連の情報は一部誤解であったとされている。
火の無いところに煙は立たぬというけれど、煙だけが大きくなり過ぎている感じはする。


『犯罪』に対する憤りは尤もな話。
それで無関係の人にまで火の粉が飛んだのは行き過ぎな話。
ここは「誤解を受ける方が悪い」とは言えない。


しかし、そもそも『犯罪』が起きなければ、命が失われるのを未然に防げていれば、事後対応で自分達の非を認めていれば、情報開示まで隠さずにいればここまで炎上もせず無関係の人間に火の粉が飛ぶことも無かったはず。


どこかで止めないととめどなく流れてしまうのが人の心でもある。


更生の機会を与える為に『少年法』で14歳の壁がある。
時代が変わって『子供』でも知識や情報量が増えて精神的に成長はしているはず。

子供だから罪にならない、ってことを知っているからこそ行き過ぎる輩を止めるには法律しかないのだけど、今からまた変わるとしたらどれだけ待つ必要ああるのかと思った。