どう見たって…ねえ？

大津市のいじめ事件についてワイドショーからニュースからネットからいろいろと取り上げられている。


天臣がいつも見ている朝のワイドショーでも視聴者の声を交えて取り上げられていた。


それでも『上』が受け入れないのは『いじめと自殺の因果関係が認められないから』とのこと。
全く関係の無い第三者が見ても因果関係は明らかだと思う。

遺書があり、加害者を名指ししている……それで『証拠』としては充分だろう。

確かに人間は悩みがたった一つとは限らない。
けど、この結果を見れば抱えている中で一番大きな問題が『因果』と考えても何ら不思議ではない。


でも裁判で言うところの「無罪推定の原則」（裁判官が有罪と判決しない限りは無罪）で行けばやっぱりもっと確かな証拠が必要なんだろう。
そうなると、事件が起きたのは半年以上前のことだから今から再調査するにも『記憶が曖昧』として加害者が逃げられる道ができているようなもの。


そしてこの時代、いくら放送上で規制していてもネット上の情報量は半端ない。
大津市のサイトはサーバーダウンしている様子。
検索したら被害者の搬送から事件の初動にかけても怪しげな行動が行われていたようなことが書かれていた。

いじめたクセに『生きている方が被害者』などと馬鹿げた言動なんてもってのほか。
冗談を真に受けられる精神状態でないのは普通に生きていてもよくあることだ。


『ＡＬＬ　ＲＩＧＨＴ』でパミルは自分が無意味に殺した多くの人間達の命の大切さに気付くことになった。

彼曰く、死は慈悲い罰。

その後の展開は結局二次元の話。
でも、二次元だからこそ綺麗事があってもいいと今だから思う。


デリケートな問題だからこれに対して何かを問われても私は答えることはできないけれど。


綺麗事が集まることで変わる世界もあるかもしれない。