◆前号のブログで、「57秒でのカウンター攻撃」とありましたが、「9.3秒で7人をつないだカウンター電撃速攻」の間違いでした。訂正いたします。
ベスト8が出そろった。南米の「ウルグアイ」「ブラジル」、ヨーロッパの「ロシア」「クロアチア」「スウェーデン」「イングランド」「ベルギー」「フランス」だ。優勝候補にも挙げられていた「ドイツ」「アルゼンチン」「ポルトガル」「スペイン」「コロンビア」「メキシコ」「ポーランド」はすでに敗退している。そしてWカップ常連国であった「イタリア」は今大会には出場していない。
準々決勝で「ベルギーVSブラジル」戦がもうすぐだ。この試合は注目したい。事実上の「決勝戦」的な試合なのではないかと感じる。世界が注目する試合となるだろうと思う。
7月5日(木)の今日、日本代表が日本に帰国した。ロシアに成田を出発する際は、150人の見送りだったようだが、出迎えは1000人を超える人が出迎えたようだ。そして、すでに長谷部選手と本田選手の代表引退が発表されていた。二人が代表を去ることはなにか一つの時代の終わりであり、私も寂しさを思った。そして、成田空港で、西野監督・長谷部キャプテン・田嶋日本サッカー協会会長の3人会見が行われた。
3人の会見に前監督のハリルホジッチ゛氏に関する言及はなかったようだ。今回のロシア大会に向けてのチームは、最初はアギーレ(南米)監督、そして、長期にわたってハリルホジッヂ監督だった。西野監督は3〜4カ月間の監督だった。ハリルホジッヂ氏の電撃解任から西野監督へという交代劇はやむおえなかったとも思うが、このチームの基礎を作ったのは前監督であったので、会見では、一言であってもハリルホジッヂ氏貢献に触れては欲しかった。
そして、7月いっぱいの西野氏の監督契約をにらんで、次期日本代表監督の名前(前ドイツ代表監督のクリンスマン氏など)が挙がっている。日本の今回のWカップの戦勝は、1勝1分け2敗だったのだ。いわゆる負け越しでもある。西野監督の続投も視野に入れながらだが、次の2022年Wカップ・カタール大会ではベスト8が目標となるだろう。
◆今回のコロンビアチームの6番「サンチェス選手」。日本戦でハンドを取られレッドカード一発退場、香川のPKゴールとなった選手だ。幸い「グループリーグ」では1位で通過した。3戦目の試合の勝利を監督は「この勝利はサンチェスに捧げる」とまで、彼が帰国後暗殺されたりする事態を憂慮していた。コロンビアが決勝トーナメントに進んで「コロンビアVSイングランド」でも、サンチェス選手はペナルティエリア内でファウルをしてしまい、イングランドにPKを与えてしまった。そして、PK戦の末、コロンビアは敗退した。
1994年・Wカップ・アメリカ大会で、オウンゴールを献上してしまったコロンビア代表のエスコバル選手が、帰国後暗殺されてしまった事件があって世界を驚愕させたことがあった。日本戦後、SNSにサンチェス選手の殺害予告があって被害に遭うことを懸念されているが、イングランドでの2回目のPK献上に、「皆さんに夢を提案する」と殺害を示唆する書き込みがされているという。特に日本代表に勝利をもたらした要因を作った本人だけに、被害に遭わないことを願いたい。
昨日、NHKの報道ニュースで、「高齢者に人気!ウオーキングサッカー」というものが紹介されていた。ルール的には「走っては反則」であるから、高齢者でも「危険や疲れ」がなくできるサッカーということだった。「日本ウォーキングサッカー協会」もあるようだが、これはなかなかいいなあとも思った。少し元気なら60代から75才までの人の男女ともできそうなサッカーだと思う。