彦四郎の中国生活

中国滞在記

広島大学「留学試験」に11名が合格した―9月下旬より1年間の日本での留学生活が始まる―

2018-07-16 12:56:18 | 滞在記

 6月30日(土)に、閩江大学2回生の高文琴さんから「寺坂先生への感謝状」というメールが入っていた。「先生、私は合格しました」という喜びの内容メールだった。そして、受験した2回生16名のうち11名もが合格したことも記されていた。「ええ、11名も!」と私はとても驚いた。4月上旬より受験生たちや大学の中国人教員たちへの全体指導を2カ月間あまり実施したのだが、その指導過程で、4名は日本語能力及び研究計画内容がとてもよく、「まず、この4名は合格の可能性が非常に高い」と思っていた。さらに他の2〜4名も「合格圏内」にいるなあと感じていた。だから、「4名は絶対合格してほしい。さらに2名、合計6名が合格できれは今回の受験指導は成功だ」と考えていた。

 5月中旬から下旬にかけて、広島大学の教員と受験学生との面接試験(インターネット回線でのテレビ電話面接)が行われた。途中で数名が受験を取り下げるということもあった。結局、11名もの学生が合格できたことに、私も驚いた。彼らは、教育学部や総合科学部や文学部などにそれぞれ籍をおき1年間の留学生活を送ることとなった。11名中、3名は男子学生。9月下旬に来日する運びとなる。

 この7月10日前後「大雨被害」が凄かった広島だが、学生たちが来日するころには復興も進んでいるかと思う。それぞれの想いを抱えて来日の運びとなる。

 世界的な「世界大学ランキング調査機関のTHE」によると、2017年・2018年の日本国内約750大学での順位は「12位・13位」となっている。