長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

風邪にはジャバラ酒とビタミン。

2009-01-09 06:47:10 | Weblog
風邪が流行っているようだ。今日は雪になるかも知れない、
と天気予報でいっていた。気をつけなくては・・・

アメリカのポーリング博士は、ノーベル賞を「化学賞」と「平和賞」のふたつを受賞した20世紀最大の偉人の一人といわれている。彼が提唱した「ビタミン大量療法」というのが、シンプルで、あまりお金もかからいので、ボクシングを始めた
10年くらい前から、ビタミンのサプリを飲んでいる。
昔から政府が「1日成人が摂取する理想の基準値」というのがあるけど、メタボ
とおなじように、「ええかげん」なものだ。人それぞれ、違うので、数値化したり、くくったりするもんじゃないし、そろそろ日本人も、雑誌やテレビのもんた
みたいなにせものがいうことに、右往左往するようなことは、卒業したほうがいい
と思う。

じゃばら酒を紹介してくれた「こたつ猫」が、大阪にもどることになった。
半年くらいだったけど、いい縁をいただいた。 感謝。

先日、お花の友だちから、彼女がつくった「ゆず」が届いた。
少しこぶりだけど、箱をあけたとたんに、ゆずが香りたつ。
これを、醤油の煮きったものに、絞っていれ、柚子胡椒を入れる
と、鍋が3倍うまくなり、野菜がたくさんとれて、ポーリング博士も
びっくりするほど、ビタミンが摂取できる。
昨日の新聞には、「風邪をひきやすいサルが、生のネギをたくさん食べる
ようになったら、風邪をひきにくくなった」という記事があった。
なんでも「さるまね」は芸がないけど、猿にも学ぶところ多し。

天真庵公式サイトがもとにもどった!

2009-01-08 10:29:10 | Weblog
正月そうそう「天真庵の公式サイト」がダウンしていた。
たくさんのお客さんが「ついに天真庵もつぶれたか?」
と思ったらしい。残念。待ち合わせをする時なんか、サイトの地図を
みると、安心するらしい。

ぼくも先天的な方向音痴だけど、うちにくるのを電話で説明する
のはかなり難しいものがある。よく電話で「今○○あたりを歩いているのですが、
どうやっていけばいいのですか?」なんて電話をもらうけど、回答率は消費税にも
満たない。まだ買い物にいったり、ジョッギングをしていても、方向がわからなくなること多し、なのだ。

今日は休み。
休みの前に「かっぽれ」をやると、精神的にはすっきりしているのだが、
肉体的には、マラソンの後みたいに、疲れている。
今日はゆっくり寝たので、これからお店にいって少し焙煎して、はりふくさんにもらった、松竹梅(かなり大きな梅と松)を、なんとか設楽の大壷に飾ってみたいと
思う。休みもないような仕事。だから仕事がつまらないと、やっていけない仕事。
信楽に飾った松竹梅を見ながら、松竹梅みたいなテレビで宣伝するような大きな
酒蔵でない、一生懸命杜氏さんたちががんばって小さな酒蔵、人間的な酒をつくっている酒でも飲む、なんて至福と時だと思う。

自分の舌で感じたもの。雑誌や人がいう判断ではなく、自分の五感と、
自分の感性を大事にしたいものだ。ミシュランなんて、くそくらえ、否、
糞の役にも立たへん。

昨日かっぽれの後で飲んだ「陸奥八仙」が美味かった。
ア、カッポレ、カッポレ、地酒でカッポレ!

まだ始まったばかりだけど・・

2009-01-07 07:01:43 | Weblog
年賀状をかかなかった人から年賀状がきて、
それに返事を書いたり、会う人に「おめでとう」
と新年の挨拶をしたり、まだ正月気分を味わいたい
時だけど、いろいろ、風雲急を告げる、みたいなことが、
多い今日このごろ。
平和という言葉が要らないくらい平和であってほしいけど、
中東ではまた戦争が拡大している様子。

昨日は、「赤松林太郎君」がピアノライブをやってくれた。
昨年の秋に、彼が知恩院でひいたときは、有志で上洛して、
ライトアップされた伽藍の中で、優美な音楽を堪能した。

ぼくの大好きなスカルラッティーを最初に演奏してくれた。
彼からもらったCDには、スカルラッティーの曲が多く
含まれていて、毎朝蕎麦を打つときに、聴いている。
モーツァルトを聴かしたワインなんてあるけど、「スカルラッティー
のソナタを聴かせた蕎麦」は、そんじよそこらにないと自負している?
どんな世界でも「そんじょそこらにあるもの」みたいなレベルでは
勝負にならない時代かもしれない。

年賀状の内容や、挨拶の内容からも、「今年の厳しさ」みたいな
ものがひしひしと伝わってくる。
天真庵の店の前に植え込みがあり、そこに毎日すずめが集団でえさを求めに
やってくる。目の前に車が通ると、ウェーブみたいに、みんなで歩道側に
非難し、こんどは歩道を自転車がくると、車道側にサッと移動して、
食べ物をついばんでいる。たぶん、今の時代は、ぶくたちも、すずめみたいに
命がけで、食べていくようなそんな時代なんだろうと思う。



風邪にはじゃばら酒がいい?

2009-01-06 06:39:07 | Weblog
風邪が流行っているような気がする。
「風邪をひたら、すぐ・・・」名前がでないくらい
薬を飲まない。
風邪をひいたら、昔から玉子酒、今はアフリカン(ウィスキーのお湯割り)
か熱燗を飲んで寝ると、治る。
それとビタミンCを普通より大目にとる。「じゃばら酒」
なんていいかもしれない。

ライブをやる時は、「じゃばら酒」を飲む人が多い。
「じゃばら」というのは、和歌山県の特産の柑橘で、それを
吟醸酒でリキュールにしたものを、四つ木の「杉浦酒店」さんから
調達している。それを焼酎で割って飲むと、えもいわぬ「和カクテル」
になり、酔うと、ワカッテルけど、すこぶる酔う。特にいい音楽を
聴きながら飲むといい。

今日は「赤松林太郎君のピアノ」をやる。
昨日リハーサルをやった。
ちょうど、後輩の「肥後モンズ美人」たちが、カウンター
で蕎麦新年会をやっていた。彼女たちも、はからずも「生りんたろう」
のピアノを聴いて、ご満悦な様子だった。
4月1日は、錦糸町のトリフォニーホール(カタカナのつづりに自信がない)
で、彼はピアノを演奏する。



事始め

2009-01-05 06:51:58 | Weblog
一般の人は今日が「事始め」。大変な時代だけど、何かを始めないと
大きな渦に巻き込まれてしまいそうな時代。
昔から「ひめはじめ」というのもある、なんとも奥ゆかしい
ことだま。「姫」でもあるし、男と女のことだから「秘め」でもある。
つきつめていくと、男と女というのは、するか、しないか、につきるけど、
した、とか、しないとかは、「ひめごと」にしていたほうが、美しい。

横浜の市長が、変な女をつかんで、した、とか、しないとかいって
いるけど、釈明する顔も、暴露する顔も、恥部をさらしているようで、
こちらまで恥ずかしくなってくる。

政治家といえば、あの元・民主党の議員「永田君」が北九州で自殺した。
彼の初選挙の時は、縁あって、博多からお父様がわざわざ私の
ところへ挨拶にこられた。ご冥福をお祈りする。
やはりあの「メール事件」が致命傷になった。メールとかいうのも
人のもを見たりするものではない。やはり「ひめごと」にするのがよい。

民主党といえば、末松義規君、というのがいる。
ぼくの小学校からの親友。彼が外交官だった時代に、赤坂の「有薫」
で飲みながら「政治家になる」決意をきかされたことを、昨日の
ように覚えている。ときどき会うけど、政治の世界は魑魅魍魎
のあまたいる世界。今年は選挙。がんばってほしいものだ。
選挙区が違うので、一票が入れないけど。

明日は「赤松林太郎君のピアノコンサート」を天真庵でやる。
「やる」といったら、その日に、18人が「いく」といったので、
案内しなかった。
HPのサーバーがダウンしているので、お知らせ。
明日19時開場。19時半から演奏。
今年の「ライブの事始め」も、ひめはじめみたいに、秘め事みたく
なった。 感謝



ながさ木君

2009-01-04 06:43:58 | Weblog
ロンドンで作庭をやっている「ながさ木」君から賀状がきた。
向こうに渡って活動も軌道にのってきた、とのこと。
彼は世界のどこにいっても大丈夫だと思う。昨年は
世界的なカメラマン、マイケルフリーマンのロンドンの自宅の
庭をつくった。その庭の写真が紹介されていたけど、なかなかのものだ。

マイケルフリーマンが、一度天真庵の庭(池袋時代)を撮影にきたことがある。
夕方のやわらかい光を待つのに、時間があったので、抹茶をたてて、ゆくりと
待った。その時に使った久保さんの「引き出し黒の抹茶茶碗」が庭の縁側
に置いて撮影された。その写真に、「茶の魂」みたいなものが映っているようで
感動したことがある。彼の「待つ」という間が、ただものでなかったことを
思いだす。正月に「松竹梅」を飾る。
松というのは「待つ」ということだま。
20世紀が終わりを向かえ、これからの時代は、ある意味で、「待つ」
ということがとても大切なキーワードになるかもしれない。
「ただ待つ」だけでは、何もおこらいないけど。

事始め

2009-01-03 09:45:34 | Weblog
朝30分くらいジョギング。
いつも50人くらいしか住んでいない?
ようなこの街に、ほとんど人はいないし、
開いている店もない。ほんとうに気持ちのいい朝。
このまま3時間くらい走れそうなくらい体が軽い。
ワカもだいぶよくなって、散歩したり、始動を
始めた様子が毎日のメールで伝えてくれる。
またいっしょにホノルルマラソンを完走したいものだ。

その後お店へ。
今日は珈琲豆を焙煎するので、豆をいれる沖縄ガラスの
ビンを洗って準備。家にもどって元気と散歩。
今年の春12歳になる元気は最近マーキングをしない。
外へでると、すぐにジョーッと小便を一気呵成にすませ、
適当なタイミングでウンチをすると、踵(きびす)を返して
「家に帰ろう」という。あくまで自然体なのだ。

会社関係の年賀状が去年から激減した。
いいことだ。一昨年までは1500枚くらいきていた。
半分以上は、相手の顔が見えない会社の賀状。
「ただ自分の会社のアピール」だけで、自筆の挨拶もなく、
出した人の名前のないのが大半。はっきりいって、この手の
賀状は、一秒も目を通さない。PCでいう「ごみばこ」いき。
賀状で大切なのは、写真の近況よりも、直筆の一行だと思う。
できたら「今年もよろしく」よりも、二人でしかわからないこと
「また浅草の花やしきに行こう」とか「今年も餅つきしよう」
とかの内容のほうがいい。

墨田に引っ越してきたし、ねっと21というIT業界の団体の
理事長も辞任したし、ほんとうに試合前の減量のうまくいった
ボクサーみたいに軽くなった。

「メルトモ」もそうだけど、「世界中に友だちがいる」ような感覚に
なるけど、実際に、病気になったときにきてくれたり、会いたくなくなった
ときに、誰もいない、ような孤独な人が増えているのではなかろうか?
時々はPCの電源を切ったり、携帯を不携帯にして、電源のない素の自分
にもどって、散歩したり出かけたりするのも一考かも。

これからお店にいって焙煎。いよいよ今年が始まる。
大変な年になると思うけど、ぼくにできることを、
毎日ただやるだけ。








ゆずと新年会

2009-01-02 09:47:51 | Weblog
昨日はゆずたちと新年会。
普段なら一時間くらいかかる鎌田まで、30分くらいでついた。
東京の正月は、人も車も少なく、空気も凛としていて
気持ちがいい。

7歳になる姪のゆずは、
最近デジカメにはまっている。昨日は元気が被写体として、
いろいろ注文をうけていた。「動物を撮るときは、同じ視線になって、
やさしくせっすることだよ」と教えてあげても馬耳東風。
「オフの時くらい、ゆっくりさせろ」といわんばかりに、元気も
テーブルの下で、知らん顔に徹していた。もうひとりの姪の「みう」
も元気に興味を持って近づくと、元気に「うるさい」と威嚇されて
いた。今年生まれた甥「しょうと」も、テーブルを持って立ち上がる
ようになった。
今年も金豊舘の「おせち」を頼んで、日本酒で乾杯した。

今日は、年賀状を書く日にしよう!

元旦

2009-01-01 09:33:19 | Weblog
大晦日の朝は、格闘技みたいに、ひたすら蕎麦を打った。
6時くらいに蕎麦が終わったので、それ以降は、
「越すに越せない 田原坂」みたいな状態だった。

♪右手(めて)に血刀(ちがたな) 左手(ゆんで)に手綱( たづな) 馬上ゆたかな 美少年

しゃかほい、しゃかほい・・・


今日は朝一番にジョギングしながら、近くの神社を3社参りし、
お店の花をいけ、神棚と、玄関の前のお地蔵さまに、「天寶一」
をお供えして、かえってきた。なかなかすがすがしいスタート。

♪雨は降る降る 陣羽は濡れる越すに越されぬ 越すに(こーおすに、と歌う)

今年はなかなか厳しい年になると思う。
人生には、「上り坂」「下り坂」と「まさかの坂」が
あるらしい。今はまさかの坂。前の二つは経験でなんとかなるけど、「まさかの坂」は、人間性をたかめたり、友だちがよかったりしないと、越せない
らしい。そんな年ではなかろうか。 感謝