長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

雨の金曜日

2011-06-17 08:32:07 | Weblog
朝から雨がふっている。
お店の前の火鉢で誕生したメダカたちも一週間が過ぎ、
赤ちゃん用のメダカのえさをあげると、水面まであがってきて
「おいしい」といって、パクパク食べるようになった。
ほかのメダカをつついたり、アクロバットな泳ぎ方をしたり、
メダカも人間と同じで、いろいろな性格があっておもしろい。
家の庭の池の睡蓮も花が咲き、その下を泳ぐ先輩のメダカたちも
風格?がでてきた。

きのうbunkanにいったら、表に「準備中」の看板があって、夏樹くんが一所懸命、焙煎したり、豆を袋ずめしたり、水出しコーヒーをペットボトルにいれたり、忙しそうに
していた。「明日、群馬県の避難所にいって珈琲をいれてくる」とのこと。
二回目になる。「お金以外に何か足りないものは?」ときくと、「アイスコーヒー」
というので、お店にもどって、「ホボブラジル」のアススをつくって、もって
いった。震災後3ヶ月が過ぎ、物資はかなりあるらしいが、そろそろ、「おいしい
コーヒー」とか「体操とか体を動かしたり」とか「音楽を聴く」みたいなことが
必要とされてるみたい。うちの照明を担当してくれた「たけちゃん」も、運転手
兼、しゃみせん弾きとして、現地へ赴くらしい。こころあたたまる話だ。
お金はないけど、やさしい気持ちをもった彼らみたいな若者が身近にいて、
いろいろな「力」をもらっている。幸せなことだ。

明日は「スケッチの会」
明後日は「エリカ庵」

今月のライブはあと一回。
6月26日(日) ブラジリアン ギター デュオ らいぶ
演奏:長澤紀仁(ギター)・阿部浩二(ギター)
19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)

隅田川花火大会の時は、長澤さんのギターが毎年恒例になった。
ミュージシャンもお客も、浴衣や甚平をきて、夏を楽しむ。
今年は自粛ムードで、最初は「中止」だったので、急遽、
ギターで、ブラジル音楽を楽しみながら、夏を迎えよう、という企画で
うまれたもの。
8月27日に花火大会が決定したので、いつものよに、その日も
長澤さんのギター、マツモニカさんのハーモニカで「夏祭り」も
やります。生きている刹那に、ライブという一期一会な「永遠の感動」
を楽しみたいと、つくづく思う今日このごろ。
震災の直後に仙台で亡くなった織田流煎茶道の家元の葬儀が先週おこなわれた。
音楽葬で、とても感動的な葬儀だったらしい。


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