久しぶりに能登半島の真脇遺跡にいってきた。
その近所に、おそばとお茶のお弟子様が引っ越して、おそばとかお茶
とかをやるカフェを準備中。
さっそく、みんなで真脇遺跡にいってきた。来年の夏に完成予定の「縄文住居」
の建設現場で、たまたまだけど、その日から、土台作りが始まっていた。
みんなに「縄文大工」といわれているAさんが、「いっしょにどうぞ」というので、
土を縄文時代の石器で掘って、柱をたてる「穴」を掘った。木に石を紐でくくりつけた
だけのシンプルな道具で土を耕す。汗といっしょに縄文時代から連綿とつながるDNAが
噴き出していく感じがした。機会があれば、ぜひいって同じことをやってみられることをおすすめしたい。
縄文時代の集落は、50人くらいが最大で、いってみればそれが、ひとつの「国」であったらしい。
そしてその国の一番偉い人は、「料理人」だった。つまりイルカや動物を狩猟して、その場でさばいて、
50人が飢えないようにする責任者。男が狩をし、女たちは、土をこね、土器を使い、自然という神に豊漁を祈り、
そこで4000年も定住していたところ。
穴掘りの後に、Aさんたちと、いっしょに温泉に入り、日本海の見える部屋で、潮騒を聴きながら、
地酒を飲み明かした。「人間のほんとうの生き方」を、能登のくらしに教えてもらった気がする。
旅は哲。つかなのだけど、まだまだ旅の途中。
明日は「隅田川花火大会」なんで、15時で閉店。それから「浴衣ライブ」
日曜日はいつも16時閉店。それから「蕎麦打ち道場」&「なんとなく蕎麦とか鮨を喰う会」
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