長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

思うに任せぬ春に・・

2013-02-23 08:37:13 | Weblog
毎朝、だいたい5時にお店にいく。
冬は、炭で火をおこしたり、石油ストーブに火をつけ、
その上に、硯水泉を入れた薬缶をのせ、蕎麦道具の準備をする。
その間に、自己流の自彊術体操をやり、湯が沸いてきたら、珈琲
か煎茶を入れ、新聞を読む。写経のように天声人語を写すのが流行って
いるらしいが、今朝は、空海の「風信帖」を何度も臨書する書家の記事
と、文化面にでていた「思うに任せぬ春に」の中に紹介された、元ソープ嬢
の記事がぐんをぬいて面白かった。政治の欄は、朝からさえない政治家たちの
顔をみていると、辟易な気分になる。
繰り返される毎日の中で、先人の書をまねながら、学ぶ書家、春をひさぎながら
も、人生を切り開く女性、その女性を買いにくるストレスサラリーマン・・・みんなこの星
で、同じ時代を旅するつかのまの旅人。

「春をひさぐ」・・春は、生きとし生けるものが、歐歌する季節。
しばらく花がなくて、ろう梅を楽しんでいたけど、梅が可憐な花を咲かせる。
スカイツリーもいいけど、ぜひ江戸の文人たちがこよなく愛した香取神社の
梅を見てほしいと思う。
天真庵も桜が満開になった。河津桜。伊豆の香りがする。
今日は「スケッッチの会」
升たかさんの花器に、紫のチューリップを投げ入れた。名を「紫式部」という。
春は、花がいっぱいあっていい。

3月は新しい講座「古典華道入門」が始まる。
3月3日は、「ヨガ&蕎麦会」(2000円)の第二回目もある。

「回春」の季節になる前に、生きているを楽しみたいものだ。

明日は「蕎麦打ち」と「なんとなく蕎麦を喰う会」

月曜日は「桜島大根で論語」

火曜日がお仕覆、夜がタイムドメイン。
27日が「ヨガ&蕎麦会」   春爛漫!





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