月曜日はTKG、天下無敵の日本の朝ごはん「卵かけごはん」。
先週は秩父から卵かけごはんを食べにこられた方がいた。ときどき
秩父にいくと立ち寄る「そばや」のことをよく知っていてうれしかった。山の
奥のほうにある蕎麦屋なんだけど、女性が蕎麦を打ち、男の人が釜前をやる。
そば前にやる武甲正宗のぬる燗がたまらなく美味い。必ず帰りに近くの酒屋に寄って
一升瓶を何本か持ち帰るのだが、空気が違うのか、こちらでは再現できない。地酒
というのは、その酒が産まれた故郷で飲むのがいい。
昨日は秩父に遊びにいった友達が、蕎麦屋を見つけようとして見つからなかったといって、わざわざ
うちに蕎麦を手繰りにこられた。こんどいく時はここにしなさい、と、その蕎麦屋を教えてあげた。
秩父の土産にうこっけいの卵をくれた。月曜日の朝のまかないは、ガレットにするのがならわし。
蕎麦粉をまるごと食べるので、ざるそばなんかにするより、ルチンなど体にやさしい養分をまるごと
吸収できるのがいい。そばを茹でる水溶性のルチンは茹でたお湯のほうに移る。だから蕎麦湯を
最後にのむのは、その溶けたルチンなどをとるための行為である。温故知新。日本人の先輩
はえらいね。それに比べて、ぼくら現代の在日日本人のおそまつなこと・・・。
さて8時から10時は「卵かけごはん」
ごはんは福岡の「元気つくし」。味噌汁は三種類以上の実を入れ、自家製の手前味噌。
今日の漬物は、福岡の妹からおくられてきた高菜の漬物を油炒めにした。
保存のために高菜は塩が利いているので、水につけて塩分をとる。塩分は体がとりすぎても
いけないし、水がとりすぎてもまずい。いい塩梅とはいいえて妙だ。
フライパンを熱し油を入れ、そこにいい塩梅になった高菜を細かく刻んで投げ入れ、イタリアンのシャフにでも
なったつもりでかっこよくふる。そこに好みで醤油、酒、出汁などを入れ味を調整する。台所にいつも蕎麦汁が
ある人は、それをいれればOK牧場。ひたひたまでいれたものが、水分がなくなるまで茹で、最後にゴマをふる。
今日は「長屋で女史会」 女子大生はいないけど、ほんとうの女子大の先生がこられて、ムーチをふりふりちーぱっぱ
で、日本の女性史をおもしろおかしく講義してくださる。
明日が「英語でそば会」 スカイツリーができる前から、いやいやその前の池袋時代からやっている。
今年になってから「そばやのポン引き」よろしく、先生と生徒がスカイツリーで、なぞの怪人になって外人を見つけたら
「うまいそばをいっしょに食わへん?」と英語で話しかけ、うらぶれた十間橋通りにある不思議な蕎麦屋まで連れてきて、
英語で蕎麦会をやっている。
水曜日は「愉快なコンサート」
昨日で満席になった。感謝。
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