長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

月曜日の朝ごはんは・・

2015-10-05 07:13:08 | Weblog

月曜日はTKG、天下無敵の日本の朝ごはん「卵かけごはん」。

先週は秩父から卵かけごはんを食べにこられた方がいた。ときどき

秩父にいくと立ち寄る「そばや」のことをよく知っていてうれしかった。山の

奥のほうにある蕎麦屋なんだけど、女性が蕎麦を打ち、男の人が釜前をやる。

そば前にやる武甲正宗のぬる燗がたまらなく美味い。必ず帰りに近くの酒屋に寄って

一升瓶を何本か持ち帰るのだが、空気が違うのか、こちらでは再現できない。地酒

というのは、その酒が産まれた故郷で飲むのがいい。

昨日は秩父に遊びにいった友達が、蕎麦屋を見つけようとして見つからなかったといって、わざわざ

うちに蕎麦を手繰りにこられた。こんどいく時はここにしなさい、と、その蕎麦屋を教えてあげた。

秩父の土産にうこっけいの卵をくれた。月曜日の朝のまかないは、ガレットにするのがならわし。

蕎麦粉をまるごと食べるので、ざるそばなんかにするより、ルチンなど体にやさしい養分をまるごと

吸収できるのがいい。そばを茹でる水溶性のルチンは茹でたお湯のほうに移る。だから蕎麦湯を

最後にのむのは、その溶けたルチンなどをとるための行為である。温故知新。日本人の先輩

はえらいね。それに比べて、ぼくら現代の在日日本人のおそまつなこと・・・。

さて8時から10時は「卵かけごはん」

ごはんは福岡の「元気つくし」。味噌汁は三種類以上の実を入れ、自家製の手前味噌。

今日の漬物は、福岡の妹からおくられてきた高菜の漬物を油炒めにした。

保存のために高菜は塩が利いているので、水につけて塩分をとる。塩分は体がとりすぎても

いけないし、水がとりすぎてもまずい。いい塩梅とはいいえて妙だ。

フライパンを熱し油を入れ、そこにいい塩梅になった高菜を細かく刻んで投げ入れ、イタリアンのシャフにでも

なったつもりでかっこよくふる。そこに好みで醤油、酒、出汁などを入れ味を調整する。台所にいつも蕎麦汁が

ある人は、それをいれればOK牧場。ひたひたまでいれたものが、水分がなくなるまで茹で、最後にゴマをふる。

今日は「長屋で女史会」  女子大生はいないけど、ほんとうの女子大の先生がこられて、ムーチをふりふりちーぱっぱ

で、日本の女性史をおもしろおかしく講義してくださる。

明日が「英語でそば会」  スカイツリーができる前から、いやいやその前の池袋時代からやっている。

今年になってから「そばやのポン引き」よろしく、先生と生徒がスカイツリーで、なぞの怪人になって外人を見つけたら

「うまいそばをいっしょに食わへん?」と英語で話しかけ、うらぶれた十間橋通りにある不思議な蕎麦屋まで連れてきて、

英語で蕎麦会をやっている。

水曜日は「愉快なコンサート」

昨日で満席になった。感謝。

 


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