昨日は、若い蕎麦打ちさんたちが元気に蕎麦を打った。
ひとりは、いろいろな国に友達がいて、アウトドア料理やイタリアンが
得意のくんで、蕎麦打ちは3回目。リネンの夏服に似合いそうな涼しげな
帽子をかぶったまんま蕎麦を打ち始めた。なんとなく「サンバ」が似合いそうな
雰囲気だったので、先週ライブをやってくれた布上智子さんのCDを聞きながら
見守っていたら、3回目とは思われないくらい、しなやかな蕎麦ができた。
二人目は、将来は田舎で「そばや」をやる、というのを密かに夢見てる青年、いや壮年。
目的意識がしっかりしているので、確実に階段を上がるように一歩一歩前進している。
顔に似合わず猪突猛進型なので、ほっておいたらどこにいくかわからないところが欠点だけど、
蕎麦打ちではそれをうまくいかしているみたい。将来有望。
3人目は、3回目にして親戚の前、しかもこれから結婚する予定の新族に明日「蕎麦会」
を依頼された、という青年。それしだいで、彼の人生の分水嶺にもなりかねないので、真剣勝負
の蕎麦打ちになった。100件あれば100種類の家庭の味があるように、100人いれば100通りの
「その人のそば」の味がある。おひとりおひとりの「人間味」が隠し味になる。粒々皆辛苦の慈悲の味。
今日これから8時から10時まで「卵かけご飯」
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