長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

まめまめしく生きる

2015-09-18 08:36:01 | Weblog

今朝の新聞に辰巳芳子さんの記事が大きくとりあげていた。今日の朝日新聞は

わざわざ買う価値がそれだけである、と思う。

料理の本の中で、彼女のものほど、理路整然として、ちゃんと理(ことわり)

がしっかりしたものはない。まさに料理は、材料の野菜や豆などの自然の理を

勉強するものだ。いったものがち、みたいに「料理研究家」などと称して、ボリボリ

やっている人たちとは異次元の世界だ。

彼女が取り組んでいる「100粒キャンペーン」というのがいい。小学生が大豆

を100粒植え、育て、収穫する。「ひとつぶひとつぶ」の命が自分たちに命で

あることを学ぶことができる。まさに「食育」であり、粒々皆辛苦を体で納得するものだ。

アホな政治家さんたちも、もしも字が読めたら、今日の新聞を読んでほしいものだ。

大手スパーで安く売られている豆腐一丁は、「大豆6粒」で作るのがでてきたらしい。

「くそみそ」より似て非なるものが、この世の中にはいっぱいある。

小さな一粒やけど、「天真庵手前味噌倶楽部」も、今年二月に65人の参加があり、

毎日大豆を水につけ、昼間はストーブでことこと煮て、いろんな奇人さんたちがやってきて、

めいめいの家の手前味噌を作っていった。ほぼ口こみで5年くらいでそれでかになったので、

たぶん来年は100人くらいになると思う。少し前に「100匹めのサル」という現象が話題になった。

離れ小島のおさるさんが、芋を海水で洗って食べるようになり、その数が100匹を越えた時、

よその島や、地域のサルも同じように芋を洗って食べるようになる、という方式。

国会の前には、その何百倍の人たちが集まって、国の行く末に声をあげている。中にいる

サルたちは「みざる、きかざる、いわざる」を決め込んでいるみたいだけど、そんな猿芝居は

そろそろ緞帳を下ろし、まともな人間になってもらいたいものだと、つくづく思う。

今日は「ダメ中」  だめから始める中国語。ただ今まいこ先生から、中国語でメールがきた。

多士済々で元気な女子たちが集まるとっても愉快で家族的な会。


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