昨日は一昨日とはうってかわって「秋のいい日」だった。
少し寒くなってきたので、新そばを鳥そばにして食べる人が多く、
一日中漆のお椀が大活躍。長野は今日は氷点下らしいが、漆は長野の巣山さん
がつくってくれたものだ。使い込めば使いこむだけよくなる。こんな器に出会える
ことがうれしい。
5時から始まった発表会。一年ぶりの子どもさんの成長もすごいけど、みんなの「腕前」が
3オクターブくらいあがって、酒がうまく(実際、みんなが蕎麦を食べたり、そばがきを食べたりするので、
酒を飲む余裕はなく、てんてこしているのだが)なる芸術の秋の最高の夜だった。
今日はこれから卵かけごはん。
夜は「論語の会」
先日は「友の遠方より」があり、とてもうれしい一日やった。
友人たちの近況に、創業期に第一号のわが社のプログラマーだったMくん
が元気にしていることがわかって、とびあがるほどうれしかった。彼は東京の水
か空気にあわず、結核になり、ぼくにうつるのを心配してくれて田舎にもどって
療養した。30年ぶりに消息を知る、またうれしからずや。いつかいっしょに酒でも
飲みたいもんだ。そのころから彼は菜食主義で、歌舞伎町あたりで「おこのみ焼き」
あたりを酒肴に飲みながら夢を語ったもんだ。
生きていたことがわかり、涙がでるのは初体験バイ。
よかったよかった。
「いつか」なんていうと、「天国の酒場」に
なるやもしれんので、ぜひ一度遊びにこいや。