長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

スケッチがいい。壊れそうな建物が、魅力的!

2012-10-20 08:10:02 | Weblog
天真庵のHPの表紙に「わかなさん」が描いた天真庵の外観がある。
写真よりも、気持ちがこめられていて、「古色蒼然」というにふさわしい。
昭和20年3月の東京大空襲で焼け、10万人の犠牲者がで、押上から銀座
が見えるくらい焼け野原になった今の場所に、翌年建った建築事務所が、
今の天真庵だ。
当時の商家によくあった看板建築という方式らしい。界隈にはまだこんな建物
がちらほら残っている。みんな0からの再スタートだった時代に、施主もそれを
請け負った人たちも、「これから」の未来に希望をもって取り組んだような魂が
いたるところにこめられれいる。

今日は「わかなささん」がきて、スケッチの会がある。19時から。
いつものように3000円(蕎麦会つき)。ドタサン熱烈歓迎。

昨日は中国からお客さんがきて、ダメ中のメンバーと、蕎麦湯の湯豆腐を
つつきながら、談論風発。
お互いの国の文化とか芸術とかの話をする、というのが、いい。
英語ができる、中国語ができる、というのも大事だけど、「自分の国の文化に誇りをもって、
それを相手に伝えていく」というのはもっと大事。英語の会も、中国語の会も、縁ある人
たちの輪が、優美にヨコに広がっていき、国境も超えていく感じが、すこぶるいい。

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