夜中にグラリときた。台風が接近していて、雨の被害が心配な時に
地震、しかも夜中というのは、なんとも身が縮む思いがする。
一寸先は光、だと信じたいが、暗闇の中で立ち止まる時もある。
5時から蕎麦を打つ。夏の蕎麦打ちは、まず窓を開けて、風通しを
よくしてから打つ。反対に秋から冬にかけては、お湯を沸かしたり、
鳥ガラスープ作りをしたり、部屋の温度を温かくするのを優先する。
冬になると、炭おこしが朝一番の仕事になる。炭の焼ける瞬間
というのは、見た目にも、香りもいいし、パチパチという音や、なんといってもこころの底から
あたたかくなるようなやさしいぬくもりがいい。眠っている五感を静かに
目覚めさせてくれる一瞬一瞬に、永遠の命みたいなものを感じる。「生きている」
って、そんな刹那な中のひとこまに棲んでいるのかもしれない。
今日の夜は「スケッチの会」 大型新人が参加する予定。
明日は日曜日。16時で閉店になるけど、夕方はかよちゃん門下生たちの「ピアノの発表会」
がある。ゆりかごから墓場まで、ではないけど、お孫さんのピアノの発表会を聴きながら
幸せそうに蕎麦焼酎を飲んでいるおじいちゃん、おばあちゃん、みたいな光景がなんとも
「家族」みたいでほほえましい。
仙崖和尚の「親死ね 子死ね 孫死ね」の世界。自然に順番にいくがよろし。感謝。
28日(月)は、論語の会(順受の会」
31日(木)は、ねっと31 ジャズライブ 国負雅子がピアノを弾き語りで歌う。
彼女は、大石学さんと吉祥寺の「サムタイム」でも歌った。ますます充実したジャズ人生
を一歩一歩すすんでいる感じがいい。ジャズは「思索」する時間を演出してくれるのがいい。
とくに彼女の弾き語りは、いい。秋にこそいい。
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