長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

秋の晦日は、もの思うジャズがいい!

2013-10-26 08:39:26 | Weblog

夜中にグラリときた。台風が接近していて、雨の被害が心配な時に

地震、しかも夜中というのは、なんとも身が縮む思いがする。

一寸先は光、だと信じたいが、暗闇の中で立ち止まる時もある。

5時から蕎麦を打つ。夏の蕎麦打ちは、まず窓を開けて、風通しを

よくしてから打つ。反対に秋から冬にかけては、お湯を沸かしたり、

鳥ガラスープ作りをしたり、部屋の温度を温かくするのを優先する。

冬になると、炭おこしが朝一番の仕事になる。炭の焼ける瞬間

というのは、見た目にも、香りもいいし、パチパチという音や、なんといってもこころの底から

あたたかくなるようなやさしいぬくもりがいい。眠っている五感を静かに

目覚めさせてくれる一瞬一瞬に、永遠の命みたいなものを感じる。「生きている」

って、そんな刹那な中のひとこまに棲んでいるのかもしれない。

今日の夜は「スケッチの会」  大型新人が参加する予定。

明日は日曜日。16時で閉店になるけど、夕方はかよちゃん門下生たちの「ピアノの発表会」

がある。ゆりかごから墓場まで、ではないけど、お孫さんのピアノの発表会を聴きながら

幸せそうに蕎麦焼酎を飲んでいるおじいちゃん、おばあちゃん、みたいな光景がなんとも

「家族」みたいでほほえましい。

仙崖和尚の「親死ね 子死ね 孫死ね」の世界。自然に順番にいくがよろし。感謝。

28日(月)は、論語の会(順受の会」

31日(木)は、ねっと31 ジャズライブ 国負雅子がピアノを弾き語りで歌う。

彼女は、大石学さんと吉祥寺の「サムタイム」でも歌った。ますます充実したジャズ人生

を一歩一歩すすんでいる感じがいい。ジャズは「思索」する時間を演出してくれるのがいい。

とくに彼女の弾き語りは、いい。秋にこそいい。


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