長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

江戸紫より粋がいい。

2012-09-03 07:42:13 | Weblog
あかねさす紫野行き標野行き野森は見ずや君が袖振る

万葉集の中にある有名な額田王の歌。

京都の大学の後輩かえるちゃんから書きこみがあったので、急に
思いだした。紫野というのは京都の地名。かえるちゃんの本名も
両親が万葉集からとってつけたらしい。ぼくの同郷の大先輩で、銀座に「標野」
というクラブをやっていた女傑がいた。10年くらい前に60ちょっとで逝ってしまったが・・

スカイツリーは、「紫」の雅と、粋のふたつの色が日替わりだ。
今日はぜひ「粋」がいいと思って、昨日の夜見たら「紫」だったので、こころ
の中で万歳した。どうも紫がきらいで・・
江戸紫というのは、八代将軍吉宗が、京都
の高貴な「ムラサキ」にコンプレックス
をもっていて、わざわざ江戸城の中に「染殿」をつくった、という話まである。
そして、「しょうゆ」まで「ムラサキ」と呼ぶようになったという説がある。
醤油は関西ではうすくち、関東がこいくちなように、色のこのみも微妙に
違う気がする。ま、どうでもいいけど。

さて、これから「卵かけごはん」

夜は「タイムドメイン」
昨日のブログにも書いたけど、今日のタイムドメインは、10年以上前から
やっていて、「参加型カフェ」ではないけど、「持ち寄りパーティー」。
部屋の隅にころがっている酒、冷蔵庫の中に食べ残した食べ物(食べられたら、カビなどあったらいけない)
、聴きたいCDを持ってきて、ワイワイ談論風発する日。
天真庵のコンセプトは、この会で51%くらいは育まれてきた、といっても過言ではない。感謝。

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2 コメント

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Unknown (風子)
2012-09-07 01:44:13
ご無沙汰です。
あの、、、
この歌は
>蒲生野(かまふの)に遊猟(みかり)したまひし時に、額田王の作れる歌

なので場所は琵琶湖東岸です。
好きな歌なので気になって おせっかい、しました。
いらぬことで、、、引っ込みます。(~_~;)
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Unknown (天真)
2012-09-07 08:30:05
さすが・・
失礼しました。ありがとうございます。
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