今月は、角居くんが江戸川区で個展をやっていたり、三輪福さんが四国で
イベントをやたり、いろいろ盛りだくさんのことがある。
角居くんは養蜂もやり、珈琲を入れるのもうまい。錫のドリッパーは
彼だからこそできた逸品だと思う。三輪福さんは「梅林ガールズ」の団長であり、
今朝のわがやのちゃぶ台には、彼女がつくった今年の梅干しがでた。
昨日は、カラスマ料理人が集まって、「きらず談義」になった。きらず、とは
「おから」のこと。豆腐屋でもおからは、産業廃棄物として、お金を出して、捨てて
いる。えらいもったいない話だ。昔から京都では、月の終わりや、年のおわりに、
「お客さまとの縁をきらず」という縁起から、おからを食べるのがならわしだった。
なんでもない家庭料理だけど、なんでもないものにこころをこめ、いい着物(器)をきせて
あげたいものだ。おからや、納豆などは、十二単クラスのものを使いたい。
昔からおからの出汁は、エビ、しかも伊勢エビをつかった出汁がいい、といわれてきた。
ちなみに、今日の朝食は納豆。これを久保さんの絵唐津の器にもっていた。
ごはんちゃわんも久保の皮くじら。15年もの。それだけで、朝の茶会のような雰囲気になる。
椀は田園調布の「いちょう」さんから調達したものを15年くらい使っている。すごく
いい感じになってきた。デザートの桃はバカラの器にもられている。もとい、そんなバカラ。
今日は「セルフエステ」がある。TQ処理された「エステグッズ」が初登場。
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