長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

500円で幸せになる方法

2015-09-03 08:24:11 | Weblog

うちの「卵かけごはん」も、550円になったし、なかなかワンコインで幸せになる方法は難しい。

昨日は「歯医者」の日だった。住み慣れた池袋時代にできた板橋の歯医者に通っていたので、

今も月に一度そこに歯の手入れにいく。最近は都バスの「一日乗車券500円」をパスモにいれ、

それでいろいろ東京を再発見する小さな旅をその日にすることにしている。近くの十間橋通りのバス停から

松坂屋行きのバスに乗り、浅草で「池袋行き」のバスに乗り換え、少し早い時は、巣鴨地蔵通り

界隈を散策しながら歯医者にいく。昨日も少しはやくついたので、板橋駅の西口にある古本屋に

立ち寄り、以前からほしいと思っていた煎茶の本などを買い、その近くにある地酒の店で「繁升」

を買って歯医者にいく。治療が終わり、蘇った歯で、歯医者のすぐ近くにあるすし屋で、一献。

その後は、掘割から同じく浅草行きのバスにのり、元デパートのといめんから八重洲行きのバス

にのり、日本橋で降りて三越へ。昨日から「でくのぼう?」の花の展覧会をやっている。

花は、神仏に花を手向ける、という人間の根源的な宗教心から始まったもので、その初代宗匠が

「道」をつくっていかれ、京都を拠点に世界にひろがった。もともと華道は「作為」があるけど、それが

見えすぎるようなものが氾濫していて辟易とすることが多い。昨日の展覧会のも、9割以上が

「くさい」さを感じたけど、何点かは、初代から連綿と続く「こころ」が引き継がれていれ、「さすが」

というのがあった。ちょうど帰り際にデパートのアナウンスがあり、「屋上でビアガーデンが始まります」

とのアナウンス。3秒ほどたちどまって、「いこうか」と思ったけど、せっかく日本橋にきたのだから、あの店に

いこう、と、思い「ていめいけん」にいって、ボルヒチとアスパラサラダでビールを飲みながら、悦に入る。

それから、銀座に繰り出し、あのバーにいってみようと歩きだしたら、眼の前に錦糸町行きのバスがきたので、

のった。一年だけ住んだことがある東陽町の前も通り、よく飲みにいった門前仲町などを通って、

池袋時代から月に一二度飲みにきた錦糸町にいく。どうも夜、しかも飲み歩いた町というのは、しらふの時間

には、位置関係がさっぱりわからない。いつも放浪しているようで、おもしろいけど・・・

今日の夜は「かっぽれ」。

ゴルフ仲間や飲み友達というのは、ゴルフをやらなくなったり、酒を飲まなくなったら疎遠になるけど、

芸の仲間、お茶やお花の仲間というのは、同じ「道」を歩いていく同志みたいで、やりようによっては

長くつきあいができておもしろい。

明日は天才ノビたち三人娘のライブがあるので16時閉店。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿