長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

紅葉

2011-10-13 19:05:07 | Weblog
昨日の朝はやく起きて、珈琲豆をガリガリと石臼で挽き、
ホボブラジルを入れ、それをポットに入れ、かめやでパンを
買い、久しぶりに関越道を走って、群馬県の四万温泉に
いってきた。ここには、老舗の旅館Sがあり、「千と千尋の神かくし」
の舞台にもなった。そこのお風呂にあるステンドグラスを見て、あいちゃんが
玄関の上の「ひさご」のステンドグラスをつくってくれた。

今回は、そこではなく、重要文化財・「日向見薬師堂」のすぐ近くにある
「壽屋旅館」。四万と書いて「しま」と呼ぶ。昔から湯治客がその効能を
ききつけ、「四万の病を治す霊泉」として、にぎわった。
湯治の客にとって、弱った体をいたわるにには、温泉と、「蕎麦」が
人気だったらしく、蕎麦屋から温泉宿に転身したところもあるらしい。
「壽屋旅館」は三代目の戸谷さんが、毎日蕎麦を打つ。ここのつなぎは
「ヨモギ」を使うのが特徴だ。
紅葉がはじまった山をみながら露天風呂につかり、マチの疲れをとって、
地酒でいっぱいやっていると、めあての蕎麦がでてきた。野趣がのこって
いて、見ているだけで、酒がすすむような蕎麦だ。
すこし飲みすぎて、夜中にまた風呂にいくと、三代目がいた。
すこし自分には熱めのお湯だけど、ふたりで蕎麦談義をしていたら、
とうじそばのそばみたいに、いいかげんにゆだってきた。
毎日のように蕎麦を食べているけど、ヤマやムラで食べるそばは
マチのそれとは次元が違う。

明日は「お仕覆」の会。

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