長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

山下カバン

2009-05-02 06:36:37 | Weblog
昨日は甥っ子の航太が、蕎麦を手繰りにきた。
ぼくが若いころ、京都で重い病気で入院している時に
生まれた。だから彼の母親(ぼくの妹)は、ぼくの
病気のことは伝えていなかった。
海が好きで、玄界灘を「卑弥呼」と命名されたヨットで
走ることが好きな父親が、「航太」と命名した。
2年後に初めてあった時、卑弥呼のデッキでビールで乾杯
した写真が残っている。

福岡に「吉井町」というおもしろい町がある。どうおおもしろい
かというと、筆舌ではむずかしい。自分でいってみて、歩いてみて、
人とふれって、自分で感じるしかない、そんな感じ。
その街には、何件か若者がやっている骨董やがある。
天真庵のガラスのコップなんかは、そこで調達したものがある。

その吉井町で、古いアパートを改装して、古道具を集めながら、カバン
を製作している女性がいる。山下さんだ。「山下カバン」という。
その山下さんからハガキがきた。
今日から5月10日まで、金沢の「factory zoomer(076-244-2892)
で個展をやることになった。般若君もよくいく「コラボン」との
ゴールデン企画。コラボンでは、石原さんの「しずかにめぐりほし」展を
やっている。金沢という街は、精神的文化力がいっぱいあって素敵だ。

5月10日は、天真庵がある、うらぶれたシャッター通り、十間橋商店街
で「墨田ぶらり下町音楽祭」が開催される。
4箇所でライブをやり、それを梯子する「通し券」を2000円で
発売している。今日から墨田区のケーブルテレビでも紹介してくださる
ようになった。
スポンサーや助成金もうけず、有志で「いい音楽をこの街で楽しみたい」
という「思い」で始めたものだ。でも「お手伝いしたい」という人もたくさん
手をあげてくれたり、いい感じの「和」がひろがってきている。
「精神的文化力」のある町・・・そんな町が近所にあったら、そんな町に
住めたらいい、と、日本人ならみんな思うのではなかろうか?
そんな人たちが、動き出したら、どんな町でも、そんな町になる。
当日券も用意しているので、「!」と感じれる人は、遊びにおいで!


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2 コメント

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Unknown (nao-ya)
2009-05-02 16:40:41
下町のラフォルジュルネ~♪
楽しみですね!
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Unknown (天真)
2009-05-03 06:18:20
なんとなく、この界隈は、ヨーロッパの
風が吹いていますね?
熱狂的な音楽祭になるかも・・
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