長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

おでん・熱燗・昔の女

2010-10-26 07:42:24 | Weblog
ある作家が書いたエッセーのタイトルだけど、
秋になると、使いたくなる。

昨日は、順受の会だった。
その前に、大学時代の友達が飲みにきた。
ワカと同じく人吉の生まれだ。
「法律相談部」という硬派なサークルに参加
していたけど、よく荒神口の「安兵衛」という
うらぶれたおでんやで、酒を飲んだ。し、
男子禁制の聖地に、ふたりで偲びこんだりした。
ぼくが、1年の後半から、からふねやの本店を
まかされるようになり、学校へは、ほとんど
いけなくなったけど、「ここ」という試験は
彼の力を借り、卒論も彼が書いてくれた。

今年の4月に卒業後30年ぶりの法律相談部の
同窓会が京都であった。勘違いして、いけなかった。
同級生で30人くらいの会だったけど、仲のよかった
ふたりが、旅立ったことを知る。人生50年とみると、
今は没後4年。大学の4年も短いが、人生もつかのま。


順受の会の先生は、鹿児島生まれ。流れで、そのまま
彼も参加することになった。勉強前に、5合飲んでいたので、
授業中は、本を枕にして眠っておられたが。
京都のおでんやでは、その当時は「ころ」がかかせない
たねだった。鯨の脂身。「にしんそば」「ころ」「いもぼう」
といい、京都の人たちは海から遠い盆地でありながら、海の
ものをうまく使った。もちろん、ちくわぶは、ない。
ぼくは、うすあげ、とか、こんにゃく、とか、豆腐が好物で、
この三品で10本空けることも、ままあった。酒は名誉冠の
二級酒。比叡降ろしで底冷えする京都の冬に、おでんと熱燗
は最高の贅沢やった。

論語の勉強が終わって、飲み会になった。毎回参加される
女社長が、「チケット10枚」と元気よくいってくれたので、
apice cafeで「JAZZ十間橋」の打ち合わせ中のきみに
電話してもってきてもらった。どうも会議で、「打ち上げは、
天真庵のおでん」というのにきまったらしい。さて、ちくわぶを
いれるかどうするか?

不景気なのか?、31日の「JAZZ十間橋」のチケットの売上が
思ったほびないが、追い込みたいと思う。感謝。

27日から11月1日まで、般若くんがSTAGE悠(自由が丘)で個展をやる。
久保さんも炎色野でひさしぶりにやります。10月30日(土)~11月6日(土)


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