長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

きらず・・・とは?

2008-11-20 08:07:23 | Weblog
昨日はかっぽれの練習。
先月から二階のギャラリー部分でやっている。
一階でやると、違う意味でギャラリーが好奇心で
のぞいたりするし、集中できない。
夏は浴衣で踊ると汗びっしょりなる。冬もかっぽれは
浴衣一枚、しかもケツをめくり上げて踊る。さすがに暖房
のない2階でやっても少し寒く、汗をほとんどかかない。

かっぽれに続いて、先月から「深川」を始めた。
ぼうさんが遊郭にいくような、そんな艶冶でユーモラスな踊り。
見栄をはるような所作もあり、さながら歌舞伎役者にでも
なったような気分もしたりして。

かっぽれの先生に、ぼくのいきつけの豆腐屋のおやじの訃報をきく。
確かぼくよりもふたつくらい若いと思う。彼がつくる「きらず」(おから)
は最高で、ぬる燗の酒肴に最適だった。「きらず」は、京都の商家に昔
から伝わる呼び方。「きらずに食べれる」からきた言葉。月の終わりにこれを食べると「お客さんとの縁がきれない」という縁起からきたもの。
1年ちょっとで、縁がなくなったけど、ほぼ毎日あっていたので、
袖ふる縁以上の縁があった。 合掌。

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