長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

珈琲を艶っぽくするには、都々逸(どどいつ)をやらないといけないかも?

2013-01-19 08:30:37 | Weblog
昨日は「ダメから始める中国語」
日本と中国は、外交で微妙なところにきているけど、
どうぜ命をかけるんだったら、戦争よりも文化の交流を
やったほうが、賢明だと思う。

昨日は先生に二階の「木庵」の書を見て解説してもらった。
中国から隠元和尚が日本に命からがらやってこられ、長崎から
上洛し、黄檗山万福寺を建立し、黄檗禅が始まった。その
意志を継いだ二代目が木庵禅師で、彼もまた中国人。
しんげん、かぼちゃなどをもってきて、普茶料理という
精進料理を広め、書や、お茶がそこから優美に広がっていった。

遊び仲間に 酒飲み仲間 苦労しとげて茶の仲間

昔、向島の料亭の女将にそんな都々逸を教えてもらったことがある。
人生の妙味が感じられていい。

こんな艶冶な都々逸もある

二階貸しましょ お望みならば 下も貸しましょ 後家じゃもの

いいね!
こんな風雅な気持ちになれば、一滴の黒い液体・珈琲が
琥珀色の艶っぽい液体に変わる。界隈の珈琲屋が「美味い!」
といわれるためには、向島の料亭で勉強しなくっちゃ。

クリックよりスナック、ドリップより都々逸(どどいつ)

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