昨日は「気骨の鮨会」だった。雨にもかかわらず、カウンター
を延長した止まり木に、佐賀のがばいじいちゃんの鮨ファンが止まって
鮨を喰った。
鮨の日は冷蔵庫をなるべく空にしておきたいので、そんな工夫をする。
現代人は冷蔵庫でものを腐らす、を習慣にしているけど、ほんとうに
けっこう余計なものが入っている。精進料理の「精進」というのは、たんに
肉や魚を使わないのではなく、台所にある材料が少なくても、工夫をして
料理をする、という意味らしい。いろいろ自分でやっていて、「なるほど」
だと腑に落ちる。
味噌作りも佳境を越え、今日から4日連続でほぼ終わり。
お米と手前味噌さへあれば、なんとか生きていけそうな気がしてくる。
季節季節の野菜を畑に走っていってとってくることを、「馳走」という。
旬のものを、土のついたまま台所に運び、一物一体よろしくぜんぶいただく。
そんなすべてのことに感謝しながら、「ごちそうさま」がいえるような生活に
もどせれば、まだまだこの国の未来は明るいと思う。
一月が行き、二月も明日で逃げていく。歳月人を待たず。感謝。
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