旅へ出るのも 板場の修業待ってて こいさん哀しいだろがあ~~~ 若い二人の想い出にじむ 法善寺月も未練な 十三夜.
こないだの無茶しぃの会に、さらしで作った「茶巾」を説明するのに、この「月の法善寺横丁」を歌ったら、女子大生も
ほかの若者も知らなかった。時代は変わる。変わっても変わってはいけないものがある。
来週は「すしや紳士録」(鮨を喰う会)があるので、佐賀のがばいじいちゃんが包丁を持ってこられた。
彼の人生を語る上でかかすことのできない道具である。久保さんからその会で使う新しい器も届いたし、般若
くんからは木曾の檜のまな板も届いた。明日は大分の竹の迷人?清水くんから仕込み用の笊が届く。
その般若くんの嫁さん、天真庵で縁あって出会って結婚したヨッシーのヴィオラを久しぶりに聴いた。
おなかの中には、この夏誕生する「桃子」の兄弟が宿っている。こんな素敵な音を毎日聴いている
とは、最強の胎教だと思う。昨日のコンサートは、「松岡美絵と仲間たち」。
ピアニストの松岡美絵さんは、ぼくと同郷でおばあちゃんが北九州市立城山小学校
の先生だった。公害がきつくて廃業になったけど、そこのソフトボール部のピッチャーだったのが、ぼく。
N響のやまねさんと二人で「サティー」のコンサートをやったのが天真庵デビューで、その時に
カウンターの端でビビッときながら?聴いていた「せんしゃくん」と結婚することになった。
昨日はシューマンの「子どもの情景」を弾いてくれたけど、みこちゃんというかわいらしい子どもにも恵まれた。
ぼくの「卒啄珈琲塾」にも参加していたけど、母になってからは、イクメンとイケメンを目指しながらせんしゃくん
が、蕎麦打ち教室に熱心に通ってきている。やまねさんは、夫婦プラスたくみくん(一歳)とほぼ毎日のように
天真庵にお参りにこられる。たくみくんは、「えーちゃん」と発することできるようになり、もうすぐ一年かけて
猛特訓した「OK牧場」も完成しそうな勢いだ。
おいしいものを食べるよりも、おいしく食べるほうがいい。おいしく食べるには、気のおけない仲間と
いっしょに食べるのを良しとする。そこにいい音楽があれば、なおよし。「松岡美絵と仲間たち」というのは、
まさにそんな二十一世紀型の「双方向や曼荼羅に楽しみあう音楽会」。第二回・・・永劫に続いていくことを切に願う。
今日は日曜日なので16時に閉店。
明日は「卵かけごはん」
火曜日が「書をしよう会」
20日(木)21日(金)が「すしや紳士録」
22日(土)が「インヨガ」
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