長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

♪包丁一本(いいぃっぽ~ん) さらしに巻いて

2014-03-16 08:26:09 | Weblog

旅へ出るのも 板場の修業待ってて こいさん哀しいだろがあ~~~ 若い二人の想い出にじむ 法善寺月も未練な 十三夜.

こないだの無茶しぃの会に、さらしで作った「茶巾」を説明するのに、この「月の法善寺横丁」を歌ったら、女子大生も

ほかの若者も知らなかった。時代は変わる。変わっても変わってはいけないものがある。

来週は「すしや紳士録」(鮨を喰う会)があるので、佐賀のがばいじいちゃんが包丁を持ってこられた。

彼の人生を語る上でかかすことのできない道具である。久保さんからその会で使う新しい器も届いたし、般若

くんからは木曾の檜のまな板も届いた。明日は大分の竹の迷人?清水くんから仕込み用の笊が届く。

その般若くんの嫁さん、天真庵で縁あって出会って結婚したヨッシーのヴィオラを久しぶりに聴いた。

おなかの中には、この夏誕生する「桃子」の兄弟が宿っている。こんな素敵な音を毎日聴いている

とは、最強の胎教だと思う。昨日のコンサートは、「松岡美絵と仲間たち」。

ピアニストの松岡美絵さんは、ぼくと同郷でおばあちゃんが北九州市立城山小学校

の先生だった。公害がきつくて廃業になったけど、そこのソフトボール部のピッチャーだったのが、ぼく。

N響のやまねさんと二人で「サティー」のコンサートをやったのが天真庵デビューで、その時に

カウンターの端でビビッときながら?聴いていた「せんしゃくん」と結婚することになった。

昨日はシューマンの「子どもの情景」を弾いてくれたけど、みこちゃんというかわいらしい子どもにも恵まれた。

ぼくの「卒啄珈琲塾」にも参加していたけど、母になってからは、イクメンとイケメンを目指しながらせんしゃくん

が、蕎麦打ち教室に熱心に通ってきている。やまねさんは、夫婦プラスたくみくん(一歳)とほぼ毎日のように

天真庵にお参りにこられる。たくみくんは、「えーちゃん」と発することできるようになり、もうすぐ一年かけて

猛特訓した「OK牧場」も完成しそうな勢いだ。

おいしいものを食べるよりも、おいしく食べるほうがいい。おいしく食べるには、気のおけない仲間と

いっしょに食べるのを良しとする。そこにいい音楽があれば、なおよし。「松岡美絵と仲間たち」というのは、

まさにそんな二十一世紀型の「双方向や曼荼羅に楽しみあう音楽会」。第二回・・・永劫に続いていくことを切に願う。

今日は日曜日なので16時に閉店。

明日は「卵かけごはん」

火曜日が「書をしよう会」

20日(木)21日(金)が「すしや紳士録」

22日(土)が「インヨガ」

 


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