12月は、31日まで働きずくめだった。
普通は還暦になると、「御隠居さん」なんていう感じだけど、息子や孫たちの年代
の人たちと、そばや酒や珈琲を楽しむ日々。日々是好日。
今朝の新聞によると、2019年に新しい元号になるそうな。また「昭和」でもいいな。平成は、「平たく成る」という言霊
だったけど、神の計らいどうりはならなかった気がする。
今日はなんやらふさしぶりの休日。bunkanの店長、ぼっちゃんに水のタンクをもっていった
後はフリー。毎月静岡のわさび発祥の地に、硯水泉という水を汲みにいってもらっている。
珈琲、蕎麦、お茶にいい万能の奇跡の水。富士山は世界一の浄水器。
完全の休みといっても、休みにしかできない仕事はする。そんな日の特別な過ごし方。
珈琲を焙煎し、それを珈琲ドリポットで入れる。新しい雑味も含んだ青春のような珈琲を飲みながら
「死ぬまで聴いてもあきないような曲」を聴く。至福の時だ。ぼくはサイモン&ガーファンクルのスカボロー・フェア。
これを聴きながら昼は、少し濃いめの珈琲を飲むと、昭和が蘇ってくる。マカや朝鮮ニンジンなんて無用なくらいの回春剤?
♪スカボロフェアーの市場へ行くのかい?
パセリにソーセージにローズマリーにタイム
そこに住む彼女によろしくいってくれ
かつて本気で愛した女(ひと)なんだ・・・
・若き日の悲しい恋愛の歌でもあるけど、これは反戦歌やね。
今日は能登からきたイカを塩辛にしていたので、それをつまみに竹葉のぬる燗を飲みながらのスカボロ・・。
毎日こんなことをやっていると、体がボロボロフェアーになる?でも隠居したら、こんな日々がいいかもなんばん。
これから温泉にいって、明日は深谷に「借金なし大豆」をとりにいく。2月は菌活の会、味噌作りの毎日。
近くの温泉に一泊する時には、藤沢周平の本をもってでかけることが多い。
今日は彼の短編傑作集の「父と呼べ」をリュックにいれて出発。
安岡章太郎の「父の酒」も、この「父と呼べ」も何回も読みたくなるスカボロフェアーみたいな本。