長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

12月は「これ」を知っているのといないのでは大違い 片仔廣

2015-12-12 09:01:10 | Weblog

昨日は「ダメ中」の忘年会。ダメから始める中国語。大学で第二外国語を中国語にしたけど、

あかんかった。とか、上海に留学したけどものにならなかった。とか、プロの雀師をめざしたけど

挫折した。とか、ダメやったけど、もいちどやってみよう、みたいな気楽な感じで6年くらい続いて

いる不思議講座。NHKにも、みんなで中国語で「北国の春」かなんかを歌っている映像が流れたこともある。

昨日は忘年会。年に一度生き抜きに「水餃子をつくる日」を設けている。こんつめてばかりいると息がつまるので、

こんな息抜きはとても大事。昨日は「肉団子スープ」を女子9人と、♂(ぼく)と10人でいっしょにつくった。

白玉粉をつかって、肉団子を包むところが圧巻だった。粒々皆辛苦の傑作ができた。

土鍋のスープに、くるくる浮き上がる白玉をすくいあげ口の中に入れる幸せは、参加しないかぎり味わえない至福の瞬間だ。

ふいに、「白玉の歯にしみとおる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり」が思い浮かぶ。しかし女子が3人あつまってもかしましい

のに、3の二乗なりの女子が鍋を囲むと、倍音効果でかしまかしまかしましく、静かに飲むべかりけりがかすむ。

しかも、前日やまだくんのTQ修理をされた「マドラー」を紹介したので、それを使って酒を「薬」にかえて飲んだので、おおいに

盛りあがった。漢方薬に「片仔廣」というのがある。「へんしこう」といい、肝臓にいい。それをやまだくんが金のマドラーに転写して

くれたやつで、お酒の味も変わるけど、これをマドラーよろしくさっと酒の器の中でかき混ぜると、どんなに飲んでも悪酔いしない。

忘年会プラス片仔廣効果で、最後のほうは、「ラブホテル学」とか「こっそり学」なんかに話が及んだ。

世の中どこを見渡しても、「めどき」なんである。

25日(金) スタンダードジャズ

演奏:赤須翔(ギター)、阿久津 勇人(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)