長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

♪迷い道くねくね

2015-12-07 07:42:42 | Weblog

渡辺真知子さんだったか、そんな歌が流行ったころがある。

新宿に昔から「14代」を飲ませてくれるバーがあり、時々そこで彼女を見かけた。

その店の留守番電話も彼女の声で「お電話ありがとうございます・・・」となっていた。

秋に芸大出身の美人の陶芸家から案内がきた。「不惑」になった、と挨拶の冒頭にあった。

大学をでたてのころから作品を見ているけど、若いころから作品には惑いがない。

先日カウンターに常連のカリスマいやからすま料理人がとまった。「40になりましたヨ」

というので、「フワクやな」といったら、「フワク?ってなんですか?」と聞いた。

以前、論語について説明を求められ、「孔子さんの話」というと、「格子?その世界にはいり

そうなことは何度もありましたけど・・」といった君だ。またまた、四十而不惑、 五十而知天命、 六十而耳順、 七十而従心所欲、不踰矩・・

などと説明するのもなんだし、

「ワクワクすることをフワクっていうねん」と答えた。すると、「ぼくはノーテンキな性格なので、お客さんがこない日

でもワクワクしますよ」と元気に笑った。ひょっとしたら、孔子さまよりも「不惑の王さま」かもなんばん。

今日は20年目の「論語の会」の忘年会だ。

昨日は「日曜蕎麦大学」の後に「なんとなく蕎麦を喰う会」だった。

4人でゆるりと蕎麦会を楽しんでいたら、近所のシャアハウスの子らが、年末の挨拶よろしく

なだれこんできて、8人で「なんとなく蕎麦を喰う会」をやった。ひとり有名なジャズピアニストが

いて、興にのりピアノを弾いてくれた。いつもながら、奇人さんが集まってくる不思議な場所である。

これから「卵かけごはん」