長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

20年目の論語の会の忘年会

2015-12-08 09:18:55 | Weblog

昨日は「論語の会」・・・・正確には「順受の会」の忘年会。

継続は力なり、というけど、私塾というか寺子屋みたいな勉強会で

20年机を並べて勉強する、というのはすごいことだと思う。

順受というのは、荘子のことばから由来する。昨日は荘子の「木鶏」という

言葉を久しぶりにきいた。強い闘鶏のにわとりを育てるのに、依頼したおおさま?

と飼育人との問答の故事から引用したものだったと思う。「まだまだです」が続き、

最後にまるで木で彫った鶏のように、なにごとにも動ぜず泰然自若とした鶏になったお話。

伝説の大横綱・双葉山が「木鶏」と湛えられた。

ちんぴらのような政治家が「まだ木鶏にはいたらず・・」ボリボリみたいな引用をすることがあるが、

闘っている人にこそ似合う言葉で、世襲ぼんぼんの政治家には不似合いな言葉だと思う。

昨日は時々この会に顔をみせてくれる伊勢の先輩と、楓橋夜泊を吟じてくれた大先輩から

うまい焼酎の差し入れもあり、大いに飲んだ。20年たっても飲むと青春まっただ中。

髪が白くなったり、薄くなったりはあるけど、まだまだひとしごとふたしごとが待っている。

最後にハゲの話になった。

♪世の中は 澄むむと濁るの違い 刷毛に毛があり ハゲに毛はなし

なあに、心配無用。来年は「ハゲのかりすま」さんが天真庵で「勉強会?」をやってくれる予定。

明日明後日は「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」

「自分で年越しそばを打つ」ですが、31日は満席になった。

30日。29日の午後も「自分で打つ教室」をやります。昨日の会の幹事さんの山仲間の

Nさんが、打ちたいという話をきいた。熱烈歓迎。