昨日もお伝えしたけど、22日に京都から好日居の女主人がきて
お茶会をやることになった。二回目。今年は、売茶翁(ばいさおう)の没後
250年にあたり、京都では記念の行事が目白押しだった。そんなメモリアル
な年の暮れに女性売茶翁みたいな風雅な横山さんの茶会ができて幸せなことである。
翁は、佐賀生まれ。黄檗の禅僧として生きていたが、57歳の時にその身分を捨て上洛。
糺ノ森など風光明媚な場所に茶道具をかかえ、名水をくみ、茶を喫する楽しみの真髄を
生涯貫いた。池大雅、若冲などの画家や、木米など陶芸家や、亀田窮楽などの書家
などと交流をしながら茶禅一味の世界を楽しんだ。
来年のことを話すと鬼や馬に笑われそうだが、昨日発表した「寺子屋で女史会」が
満席に近くなってきた。あと2人くらいで締め切りにさせていただき、その後は入学試験にでも
してしようかしらん、といった感じになってきた。何事もそうだけど、「人知らずしてうらみず」だ。
売茶翁繋がりでついでにいうと、佐賀県出身でときどき「出張鮨会」をやる方と縁ができ、
一月の16日か30日の木曜日に「なんとなく鮨を喰う会」をやることになった。
鮨を売る・・・旬を売る・・・さしずめ「売旬翁」 不思議な言霊だけど、来年がおもしろい年に
なるのを暗示しているようだ。
今日は日曜日なので16時に閉店。「蕎麦打ち教室」&「なんとなく蕎麦を喰う会」(予約制)
明日は「卵かけごはん」
火曜日が「書をしよう会」 亀田窮楽みたいな貞本さんが颯爽とやってきて、書と酒を楽しむ会だ。