昨日は日曜日なので16時に閉店して、蕎麦打ち教室。
なかなか筋のいいふたりが、艶やかな蕎麦を打った。その後は
「なんとなく蕎麦を喰う会」。この会だけは、二階の茶室にて、普茶料理
のような蕎麦会席を行う。ちょうどふたりは煎茶も習っているので、この辺の
飲みこみも、そばとおなじく「つるっと」という感じで、のどごしもいい。
昨日は「そばがき」の作り方を伝授。一気呵成に蕎麦粉をかきあげるには、
すごい集中力が必要だ。ただまぜるだけなら、機械でもできる。
ハンバーグは手捏ねと、機械の違いがわかりにくい?のかもしれないが、
どんなイカサマホテルでも「石臼挽きのそばがき」は、まがいものでは、ばれる、と思う。
もっとも、一流といわれるところへ行っている人の舌や人格が一流かどうかはうたがわしいが・・・
そんなことをやっていたら、酉の市にいってきた友達が突然、「これから、そばを手繰りたい」
との電話。共の近郊から来る、またうれしからずやで、一期一会の「蕎麦会」になった。
ぼくよりもうちの器を作ってくださる久保忠廣さんのファン。昔の恋人を思い浮かべる
ような顔して、「この志野はいいね」「この織部は久保さんしか焼けない」といった感じだ。
そばには「つなぎ」が必要だが、蕎麦を打つようになって、人と人が繋がっていく「妙」を
少し客観的に見る楽しみ、みたいなもんも見えてきた。
いろいろ五里霧中で、「霞」がかかった時代だけど、「哲」することによって、未来も変わってくる。
霞と哲か。深いな~
さて、雨がふっているけど、これから「卵かけごはん」。
明日は「英語で蕎麦会」 岩本先生は、蕎麦打ちとイクメンにはまっている。
明後日は、「かっぽれ」