長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

着物はええね 日本人の力を感じる

2013-04-21 08:18:01 | Weblog
河野さん夫妻の「染めもん展」が今日まである。
昨日は着物美人や着物が似合ういい男たちが集まった。
金曜日の投扇興は、上位が押上の女子になった。
「投扇興の聖地・押上」になるのでは?座る文化が
絶滅危惧種になりつつあるが、日本の文化は座ってこそわかるところが多い。

河野さんの京土産がぼくの大好物の「かわみちやの蕎麦ぼうろ」。
マルコポーロではないが、ぼうろは、ボーロでカステラと同じように
南蛮渡来のお菓子。素朴な中にも、京の雅も練りこまれているようなお菓子で、
煎茶にもあうし、蕎麦焼酎の蕎麦湯割で飲んでもいい。
京都ではお菓子屋さんが、副業で蕎麦屋をやる、というスタイルが昔からあった。
お菓子、お茶、その先に自然と「そば」があったのがうれしい。

かわみちやの親戚筋の「そばや」が、♪あねさん、ろっかく、たこにしき・・
の姉小路にある。両方とも近くにある。その名も「晦庵 河道屋」さん。
そこの名物が「芳香炉」。さすがに京都は、和、というかごちゃまぜながら
調和されているところが、ええ。
中国の鍋を使った投じ蕎麦みたいなもの。しんじょう、しいたけ、ゆば、かしわ、京
やさいなどを投じて、最後の締めが蕎麦。蕎麦は「江戸の粋」とかいうけど、あんがい、
京都あたりのほうに、軍配があがるのでは?と思うことしきり。
京都に住んでいたころは、ときどき食べにいってた。ひょとしたら、蕎麦打ちやろうと
思ったのは、このお店に原点があるかも。かもではなく、このお店は「かしわ」がうまいけど。

今日はお店は16時で閉めるけど、二階の「染めもん展」は19時まで。
年に一度くらい天真庵のまずい蕎麦を喰いたい、という人がいれば、18時半までは
釜に火を入れておきます。お酒が飲みたい、という人がいれば、三杯までは、ただ注ぐだけ
なのでOKです。ほぼぶらじるが飲みたいいう人にも応対いたしまっせ。おおきに。