長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

京女の好きなもの いもねぎ いもぼう あぶり餅

2013-04-14 08:43:18 | Weblog
昨日、4月13日は「喫茶店の日」。今朝
の友達のメールで知る。1888年のその日、上野に日本初の喫茶店「可否茶館」が開業した、とのこと。
京都で一番最初にできた喫茶店は、「わびすけ」
同志社大学の近くにあって、「いもねぎ」が有名だった。近くに住む「けいすけ」の家庭教師を
やっていたので、よくいもねぎを食べにいった。彼はその後ミュージシャンになって、ニューヨークで
活躍し、今はロンドンを拠点に活動をしている。先日メールがきて、「こんど天真庵でやったろか?」
とのこと。やんちゃなままロンドンにいって、昔ながらの京都弁をしゃべっている様子。一度30年前
に遊びに行ったことがある。サッチャー政権のころだった。食べ物がぱっとしないので、その後一度も
行っていないが・・

当時は「わびすけ」という名の由来がわからなかった。近所の銭湯でよくいっしょになるおっちゃんが
「こんどうちへ遊びにこいや」といわれ、「ままよ」と大徳寺の近くの家にいったら、たいそう有名な
お茶の先生だと「看板」で悟った。少しびびったけど、そのまま茶室にいって、お茶をごちそうになった。
その時に信楽の掛け花に白い可憐な花が咲いていた。ぶしつけに「おっちゃん、この花ええな」といったら、
「わびすけ、ゆうねん」とのこと。そんな若いころの初体験のおかげで、今でも信楽や備前の花器にわびすけ
を生けると、京都の風がふく。今週末は、京都から河野さんがきて「染めもん展」をやる。
ぼくの京都のおっちゃん、野村富造さんも天国にいって二年になる。時々彼が染めてくれた着物をきても、
京都の香りがする。

昨日は「インヨガ」だった。ほんとうに男子も女子もヨガの後は、すっきりした
素顔になって、
蕎麦と蕎麦湯を飲むと、健康美人になる。
「蕎麦屋の二階であいびき」というようなことが流行った時期があるが、今は「インヨガ」がいい。

今日は日曜なので、16時までの営業。それから「蕎麦打ち」&「なんとなく蕎麦を喰う会」
この日は女子限定。なんとなく蕎麦・・では、メニューにのってない、いやメニューにはのせたくない
蕎麦の料理などを楽しみながら、蕎麦・器・お茶・男と女の話などをしながら、わいわい楽しむ蕎麦会。
天真庵の二階での催しの中では、一番おもろい会。

28日(日)が男子限定。

月曜日は朝が「卵かけごはん」
夜が「タイムドメイン」

火曜日が「書」

水曜日木曜日が「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」

休みもないけど、営業とかあきないをしている、という感覚も皆目ない。日々是けったいな好日。