長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

あの人の過去はきいちゃいけない!

2011-11-01 08:29:14 | Weblog
押上に天真庵を始めるころ、そんなフレーズが流行った?
毎日、素性のわからないマスターがカウンターの中にたつ。
店長の条件は、50歳を超えた人。人生経験が豊かなので、
いろいろな話に応じてくれる。しかし、ひとつだけお客さん
にいっておきたい掟がある。
「あの人(マスター)の過去はきいちゃいけない」

池袋時代から、うちに人が集まるときに、料理をつくってくれている
林シェフが、昨日、料理をやってくれた。
日替わり店長の筆頭候補。きのうは豆腐料理が宿題だったので、
きらきら橘商店街の豆腐屋で、もめん豆腐を仕入れ、並びのさかなやで
「さんま」を仕入れた。彼も大井で生まれ育った江戸っこなので、商店街
のお店の主人と会話しながら、メニューを考えていくことに、すごく楽しそうな
感じ。ご馳走とは、畑へ走っていき、筍のものをいそいで持ち帰る、を起源に
しているけど、市場にでかけるのも、同じく楽しくてウキウキしてしまう。

次回の「ねっと31」は鬼も笑う来年の1月31日だ。

今日は赤松林太郎くんと、東桂子さんの連弾。
クラシック寺子屋など、クラシック音楽の啓蒙や、
音楽活動に油がのってきた彼らの愉しみなコンサートだ。
ふたりで、ピアノを奏でる。4本の手がからみあう。
そんなフレーズのチラシが妙に艶っぽい。
19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)
今日も4時に閉店。


11月5日(土)は平木かよさんがンミューヨークから
やってきて、ベースの関口宗之さんと、ライブ。
彼女は、ニューヨークシティーマラソンの時、特設会場で3万人の
ランナーズたちに、ピアノでエールをおくった、という伝説のジャズ
ピアニスト。もちろん、NYのブルーノートでのライブの経験もある。
19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)

9日(水) ピアノとチェロの調べ
演奏:野代 奈緒(ピアノ)・竹本 聖子(チェロ)
19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)
女子大生みたいなふたりが、定期的に天真庵でやってくれている。
固定ファンが多く、ほぼ満席に近い。

12月3日は、グリンピース」のはつらつコンビの定期コンサート。
東京音大出身のふたりが、先輩が始めた「押上文庫」で三日続けて
コンサートを企画した。とても楽しみだ。

12月の28日には、ベルギーからあのピアニストが来日して、
やまねさんとコンサート。プラス、ドイツから帰ってきた
あの人も参加して、豪華な年末コンサートが決定した。
今年はいろいろなことがあったけど、これで締められる。