長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

月曜の朝は卵かけごはん 日本人の最高のあさごはん。

2011-11-27 08:45:12 | Weblog

今月は「水仙」を生けた。地味な花だけど、生けると、生きる。
青竹を削って、井筒の方にくばりをつける、のが特徴。
井筒とは、北九州の人はすぐにわかる。地元のデパートに井筒屋
というのがあり、そのロゴが井筒。
水仙は袴をはいているが、それをぬがして、もういちど長さを調整して
はかまをきせる、という「演出」をする。この作為をさりげなくやらないと、
「凛」という姿ができない。二枚ずつの葉を組み合わせ、はかまの山になっている
ところを正面にして、その後に「真」になる葉を入れる。ここで、9割、がきまる。
最後に花を入れる。なんでも「入れる」のに、あせったら、「いたい」といわれたり
する。そーろーといれる。早漏ではない。関西弁で、「はんなり ゆっくり」という意味。もうひとつの、花も同じように、「対」にする。これは、葉っぱを、「たがいちがい」に組み合わせる。そして、真の花の前に、ソーローと差し込む。
ここで井筒を完成させると、部屋中が水仙の凛然とした姿に圧倒される。
口で説明するのも簡単ではないが、実際にやると、蕎麦打ちの5倍くらいは、
難しい!

もうすぐ今月もおわる。12月に、共同で音楽祭をすることになった。
文庫マスターの後輩にあたる「グリンピース」や「りんちゃん」
たち(東京音大)は、なんども天真庵でコンサートをやってくれた。
こんどは、3日(土)(天真庵)、4日(日)、9日(金)、10日(土)((文庫)
で、クラシック音楽会をやることになった。すばらしい音楽家たちの共演・響宴を
満喫してほしい。
りんちゃんたちのユニット「ぽぽろときこぷう)」のプロフィールがよかった。

2011年4月に天真庵にて初ライブ。ちょうどその4ケ月前におこなわれたライブの
偶然の出会いによって結成がきまった。話かける勇気から生まれたバンド。

「話しかける勇気から生まれたバンド」・・・素敵だなあ。西條八十翁の血をひくりんちゃんらしい詩的表現。

もうひとりの「りん」、赤松林太郎くんが「クラシックのクリスマスソング」を
やってくれることになった。12月18日(日)の19時からの「クラシック寺子屋」
(3000円・蕎麦会付)。彼はピアノのうまいけど、人に教えるのもうまい。
今回は、ライブに近い感じになると思う。

12月は、「来年の縁を結ぶ最後の一ヶ月・勇気をもって参加しよう!」

3日(土) ぐりんぴーす 薩摩琵琶とピアノの音色
演奏:榎本百香 (薩摩琵琶)・伊東麻奈 (ピアノ)
19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)

16日(金)
ギター じんじん フルート 坂上領
19時開場 19時半開演 4,000円(蕎麦会つき)
花火大会のライブをずっとおこなってくれている「じんじん」さんが
フルートと共演。とても楽しみな、天真庵の忘年会みたいなコンサート。

28日(水) MUSICA LIBERA TOKYO
演奏:山根孝司(クラリネット)・大宅裕(ピアノ)・宮坂拡志(チェロ)
19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)


月曜日は「卵かけごはん」夜が「順受の会」
月に一度、天真庵が「儒学バー」になる日。

火曜日が「タイムドメイン」
いい音楽を聴く日。この日だけは、持込OK。
というか、CDと、飲物、食べ物を持参して、「今」を
語り会う日。夕方7時くらいから、参加は上の条件だけ、無料


こっそり堂

2011-11-27 08:45:12 | Weblog
2ヶ月続けて、九州に帰った。かえるたびに思うのが、どのマチに
いっても「同じようなモール:ばかりが栄えていて、ねこそぎ軍団
みたいに、孫からじいちゃんまでそこでお金を使い、駅前とか、伝統の
ある商店街がシャッター通りになっていく。ぼくが育った町の「黒崎」
という駅は、博多の次か次くらいに乗り降りの多い駅だと思うけど、その
駅周辺から、映画館と老舗の喫茶店がなくなった。これから、西へ西へと
人が動いていきそうだけど、避難所みたいな町が増えても、おもしろくない。
東京が文化の町かどうか?大いに?だけど、右へ倣いするような町(村)づくりでは、
辟易としてしまう。

ぼくの実家は「宗像」というところだ。「しゅうぞう」ではない、
「むなかた」。宗像大社(あまてらすさんの三女神を祭ってある)の神域で、
大陸の文化を伝えてきた、海のシルクロードと呼ばれているところだ。
若宮インターから降りて、実家に向かう途中に「こっそり堂」という掘っ立て小屋
がある。かんばんは、木庭監督が、ベンチの箸から、こっそり球場をのぞいていたようなポーズのマンガが描かれていて、「新作入荷」などのポップがはってある。
田舎にいくと、無人の野菜販売所があるけど、あれの「無人エロビデオ販売所」やね。
無人だし、そこに車がとまっているとこを見たことがないけど、帰るたびに、看板
が新しくなったり、屋根が新しくなったりしていて、「はやっているな
という感じがする。「モール」よりも、このお店のほうが、アイデンティティーが
あって、好感がもてる。


12月に、共同で音楽祭をすることになった。
文庫マスターの後輩にあたる「グリンピース」や「りんちゃん」
たち(東京音大)は、なんども天真庵でコンサートをやってくれた。
こんどは、3日(土)(天真庵)、4日(日)、9日(金)、10日(土)((文庫)
で、クラシック音楽会をやることになった。すばらしい音楽家たちの共演・響宴を
満喫してほしい。
りんちゃんたちのユニット「ぽぽろときこぷう)」のプロフィールがよかった。

2011年4月に天真庵にて初ライブ。ちょうどその4ケ月前におこなわれたライブの
偶然の出会いによって結成がきまった。話かける勇気から生まれたバンド。

「話しかける勇気から生まれたバンド」・・・素敵だなあ。西條八十翁の血をひくりんちゃんらしい詩的表現。

もうひとりの「りん」、赤松林太郎くんが「クラシックのクリスマスソング」を
やってくれることになった。12月18日(日)の19時からの「クラシック寺子屋」
(3000円・蕎麦会付)。彼はピアノのうまいけど、人に教えるのもうまい。
今回は、ライブに近い感じになると思う。

12月は、「来年の縁を結ぶ最後の一ヶ月・勇気をもって参加しよう!」

3日(土) ぐりんぴーす 薩摩琵琶とピアノの音色
演奏:榎本百香 (薩摩琵琶)・伊東麻奈 (ピアノ)
19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)

16日(金)
ギター じんじん フルート 坂上領
19時開場 19時半開演 4,000円(蕎麦会つき)
花火大会のライブをずっとおこなってくれている「じんじん」さんが
フルートと共演。とても楽しみな、天真庵の忘年会みたいなコンサート。

28日(水) MUSICA LIBERA TOKYO
演奏:山根孝司(クラリネット)・大宅裕(ピアノ)・宮坂拡志(チェロ)
19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲付き)

今日は「花のお稽古」
80歳を超えた原田先生が、月に一度きて指導をしてくださる。
花の生け方に、生き方を学んでいるような素晴らしい会。
花やお茶を学ぶと、「日本人の生き方」みたいなものが見えてくる。
これから、ますます厳しい世の中になってくるけど、「競争」
したってあかんよね。花やお茶の中には、自然とか人との「共生」
の精神が、いっぱいふくまれている。

今日は「エリカ庵」
寒くなったり、あたたくなったり、精神的にも肉体的にも
落ち着かない日々だけど、こんな時代をのりきるには、
「健康」が一番。このリセット感は、なによりもありがたい。

月曜日は「順受の会」
月に一度、天真庵が「儒学バー」になる日。

火曜日が「タイムドメイン」
いい音楽を聴く日。この日だけは、持込OK。
というか、CDと、飲物、食べ物を持参して、「今」を
語り会う日。夕方7時くらいから、参加は上の条件だけ、無料