長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

縁とは不思議なもんや

2011-06-05 08:53:57 | Weblog
昨日、「こば」から電話があった。天真庵とは
ふるい縁あるアーティストのひとり。ずいぶん久ぶりだ。
開口一番、「あれは、わたしです」にお互いが驚いて沈黙。

木曜日に「bunkan」で珈琲を飲んでいたら、熊野詣でをしたという
わかものがやってきた。天真庵にもきたことがある不思議な青年。
店長の夏樹くんと、話をしている。「お米」とか「国東半島」
とかいう言葉が聞こえてきたので、「なんねそれ?」と話に加わった。
その青年の友だちが大分の国東(くにさき)半島に引越し、近所の
おじいちゃんが作る無農薬のお米がおいしいので、縁ある人に
食べてもらいたい、とのこと。

不思議な縁を感じたので、その青年に「では、30kつきあう」
と言った。煎茶のお稽古からかえってきたら、お店のポストに
封筒が入っていて、夏樹くんから「サンタの友だちの人の
郵便局の口座にお金を払ってもらうと、おくられてきます」
と、下手だけど、ていねいな字で書かれてあった。
そこにひらがなで、「こばやし○○子」と書いてあった。
そんな名前の美人のカメラマンがいたけど、まさか「こば」
とは・・・。コンタックスのカメラで、林の中の写真を撮ると、
風でそよぐ草や木の声まで聴こえてきそうな作品をつくる人。
夏休は、大分の別府と国東半島をまわることになりそうだ。

12日(日)まで、護国寺の「音羽ギャラリー」で、みゆきさん、
なおさんたちのグループ展をやっている。彼女たちも天真庵を池袋
時代から盛り上げてくれたアーティスト。今日は休みやと思うけど、
近くの群林堂の豆大福は、うまい。

今日の天真庵は「易占神社」
いろいろなことを、易の勉強会の先生・福田さんが
占ってくれる日。30分3000円

明日は月曜日。「月曜日の朝は卵かけごはん」
今は妹が作っている無農薬の福岡のお米。来週からは、
大分国東半島のものになる。
明日の夜は「新企画」の「クラシック寺子屋」
歌舞伎や落語もそうだけど、少し基礎知識を勉強していると、
おもしろさが10倍くらい違ってくる。赤松林太郎くんが
クラシック音楽のおもしろさを、おもしろく解説しながら
ピアノを聴く、そして蕎麦を手繰る。そんな「寺小屋」は
江戸時代には、なかった。

落語といえば、14日(水)(19時から)に「二階で落語かい?」
という会ができる。千里屋万馬さんが、やってくれる。
蕎麦・珈琲つきで2000円。