長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

かっぽれ かっぽれ

2009-10-07 06:27:11 | Weblog
昨日のコンサートは、秋の長雨の中、しっぽりと
おこなわれ、演奏者もお客さんも渾然一体となって、
バロック時代のヨーロッパへ、タイムスリップ
したみたいな感じだった。
バロックといえば、バッハやヘンデルが有名だが、
昨日は、テルマンとかホットテールとか、日本では
あまり知られていない名曲が、愉快な解説つきで、演奏
され、とても勉強になった。
思えば、昨日バロックオーボエを演奏してくれたかよちゃんが、
ふらっと天真庵にきて、チーズケーキとコーヒーを飲みながら
ここでコンサートをやりたい、ということから、始まった。
それから、クラリネットのやまねさんとか、ヨッシーとか、和が
ひろがっていき、クラシックのライブも定着してきた。

10日から3日間連続で、「三丁目のジャズ祭り」が始まる。
クラシックとジャズを聴きながら、蕎麦とお酒とコーヒーを楽しむ、
という流れが自然になってきた。

来年からは、水曜日が「伝授の日」になる。
蕎麦・コーヒー・お茶を、自然な流れで伝授していければいいと思う。
今朝も夜明けの夢の中に、生徒さん用の蕎麦道具の開発の夢を見た。

今日はかっぽれ。
水曜日にやっている。
来年からは、生徒さんたちが打った蕎麦を、かっぽれの後に食べる?
というのもいい?
蕎麦打ちを始める(趣味でなく、プロをめざして)と、「食べてくれる人」を探すのが大変。
趣味レベルなら、まわりが喜ぶけど、毎日打つようになると、
まわりがひいていく。コーヒーとお茶は毎日飲んでも、いいけど・・
演奏会も、お店も、聴く人と演奏者とお店の人みんなが、同じベクトルの中でやらないと、長く続いていかない。こころしたいものだ。

世界の経済は、秋というより、厳寒な冬になりそうな気配。
しばらくは、混沌としそうな気配。
でも、こんな時代だからこそ、自分の人生を見つめなおし、
捨てるものは捨て、必要なもの、これから大事なものに磨きを
かけて、新しくスタートするチャンスだと思う。