宝瓶・・・ほういん、という。
急須の取っ手がない茶器で、昔から
玉露をいれるときに使った。江戸時代
までは、一般の人にはお茶は高嶺の花だったし、
お茶も茶器も、「宝もの」だったのだろう。
先月久保さんから新作の焼締めの宝瓶がおくられてきた。
最初に彼の急須を見たときに、小鳥(しかもヤマガラ)みたいだと
思った。今でもそれで煎茶を毎日いれている。
今回の宝瓶も、久保さん独特の薄手の肌感がしっくりしていて、
品があり、まさに「品のある宝もののような宝瓶」だ。
宇治のお茶をよりおいしく飲む、という歴史から生まれたものが
美意識といっしょに、高められた究極のフォルム、が
手の中におさまるときの幸福感といったらない。
今日は、「クラシックコンサート」。
榎田雅祥さんのフルート(トレベルソ)、渡辺佳代子さんのバロックオーボエ、
山本庸子さんのチェンバロで、秋の夜のコンサートを満喫したい。
芸術もまた「宝」である。
10月10日から3日続けてやる「三丁目のジャズ祭り」も
いよいよ近づいてきた。
日本の秋は、いい。
急須の取っ手がない茶器で、昔から
玉露をいれるときに使った。江戸時代
までは、一般の人にはお茶は高嶺の花だったし、
お茶も茶器も、「宝もの」だったのだろう。
先月久保さんから新作の焼締めの宝瓶がおくられてきた。
最初に彼の急須を見たときに、小鳥(しかもヤマガラ)みたいだと
思った。今でもそれで煎茶を毎日いれている。
今回の宝瓶も、久保さん独特の薄手の肌感がしっくりしていて、
品があり、まさに「品のある宝もののような宝瓶」だ。
宇治のお茶をよりおいしく飲む、という歴史から生まれたものが
美意識といっしょに、高められた究極のフォルム、が
手の中におさまるときの幸福感といったらない。
今日は、「クラシックコンサート」。
榎田雅祥さんのフルート(トレベルソ)、渡辺佳代子さんのバロックオーボエ、
山本庸子さんのチェンバロで、秋の夜のコンサートを満喫したい。
芸術もまた「宝」である。
10月10日から3日続けてやる「三丁目のジャズ祭り」も
いよいよ近づいてきた。
日本の秋は、いい。